2022/01/06（木）UP
（最終更新：2022/01/06 17:08）

朝倉未来vs斎藤裕、再戦の激闘

　昨年大晦日にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.33 』で、元RIZINフェザー級王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）に勝利した朝倉未来（トライフォース赤坂）が、斎藤との3度目の完全決着戦について言及した。今回の対戦で両者は1勝1敗、激闘を展開してきている。

【動画】朝倉未来のパンチに斎藤の意識も飛んだ！怒涛の打ち合い

　朝倉は、昨日5日、那須川天心のYouTubeチャンネルに出演。視聴者の質問に答えるという趣旨の生配信にて、斎藤のことについて言及した。
　試合後、朝倉が斎藤と抱き合い言葉を交わしたが、その発言内容についての質問が届くと、朝倉は「短い期間で、（斎藤が）試合を受けてくれた。自分の試合だけを考えずに、臨んだ二人だったんで、日本の格闘技を盛り上げるために。そこに関してのお礼と、斎藤選手のおかげで（自分が）強くなれたので、ありがとうございます、みたいなことを伝えました」と、斎藤への感謝の気持ちを述べたことを明かした。

　続けて、「でもね、3回目もあるかもしれない。だから、あんまり仲良くもしていられないかな、と。（自分にとって、斎藤は）そういう選手かなと」とライバルである斎藤との完全決着戦への可能性も見据えた。試合直後のインタビューでは、開催が噂されているフェザー級GPについて「やる必要なくないですか？　斎藤選手と俺がやって、もうやる必要ないよね」と意見したが、斎藤との完全決着戦は意識しているようだ。

　試合は2Rに朝倉の右クロスが入り、斎藤がよろめく場面が見られるなど朝倉がスタンド打撃で主導権。最終3Rは、朝倉がニータップからテイクダウン成功。立ち上がった斎藤をコーナーへつめ、ヒザ蹴りのカウンター、さらに上から鉄槌を落とし試合を優位に進め、朝倉が判定3-0で1年越しの再戦でリベンジを果たした。

　5日にRIZINは大晦日大会の全試合の映像を公開したが、その中でも、この朝倉vs斎藤戦がダントツトップの1位で、（1月6日現時点で）88万再生を記録している。両雄の3度目の対戦はいつになるのか。二人の今後の活躍に注目したい。

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