2022/02/09（水）UP
（最終更新：2022/02/09 20:19）

那須川天心（左）のRISE最終マッチは風音（右）に決定した

　4月2日、キックボクシングイベント『RISE ELDORADO 2022』（代々木第一体育館）で行われる那須川天心（23=TARGET/Cygames）のRISEラストマッチ記者会見が本日9日都内にて行われた。
　那須川の相手には、昨年9月のRISE−53kg級トーナメントで那須川とも競り合った志朗を判定で破るなどして優勝した風音（23=TEAM TEPPEN）と発表された。

【動画】風音の衝撃KOシーン、瞬速の回転力から相手をマットに沈める

　風音は昨年の優勝後、マイクアピールで「世界最強がジムにいる。那須川天心です」と、同門の那須川の名を挙げた。そして「那須川天心が認める志朗選手に勝った。やる権利はあるんじゃないですかね？俺は世界一を目指している。前向きにお願いします」と、同門（TEPPEN GYM）からの挑戦状を叩きつけていた。

那須川天心（左）と
風音（右）が会見で並ぶ

　風音に指導するのは那須川天心の父、那須川弘幸会長だ。会見では今回、那須川会長が風音を自信を持って送り出すと主催者より発表された。

　今回の会見に出席した風音に、編集部が那須川の弱点を聞いているのかと聞くと、風音は「誰よりも弱点も強いところも知っているのは那須川会長。そこはしっかり聞いている」と語る。それに那須川は「やってみろ」と一言。そして「気にしていないですね。申し訳ないですけど。今回の試合もそうですけど、6月が本当の大勝負なのでそこに全てをかけるというか、（今回は）その通過点にすぎない」と返す。

　那須川の武尊戦の通過点に過ぎないという言葉に風音は「無傷で6月行けると思うなよ。思いっきり初黒星をつけて送り出してやる」と意気込んだ。
　果たして勢いづく風音、本当に那須川に土をつけることができるか。

【選手データ】
・那須川天心（23=TARGET/Cygames）身長165cm/体重55kg/構え：左/戦績：キック 40戦40勝（28KO）/主な実績：RISE世界フェザー級王者

・風音（23=TEAM TEPPEN）身長167cm/体重53kg/構え：右/戦績：21戦16勝5敗（6KO）

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