【RISE】那須川天心が”スーパーサイヤ人!”バキバキのマッスルポーズを決める
9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMMで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の前日計量が、22日(水)、都内にて行われた。
注目は、今回のRISEバンタム級王者の鈴木真彦(24=山口道場)と対戦する那須川天心(23=TARGET/Cygames)。来年にはボクシングへ転向するため、蹴り有りの那須川が見られるのは、今大会を含めて残り3試合となった。
計量では、髪をすべて立てて完全戦闘モードで登場した那須川。契約体重をパスすると、完全に仕上がった肉体を披露した。伊藤隆代表が、「6年ぶりのリマッチ。鈴木選手の思いが、仕上げてきた肉体から伝わってきました」と話すように、鈴木も鍛え上げられた肉体美を見せて計量をクリアした。ともに万全の体調で、明日の決戦へ向けて決意を語った。
前日会見は5部制で行われ、最後は那須川と鈴木のふたりが登壇した。終始、険しい表情をしていた那須川は、「計量まで順調に、ここまで本当にうまくいっています。明日は、いいものを届けられると思う。自分だけの試合をしっかりして勝ちたい」と気合い十分。鈴木は「自分の持っているものをすべてぶつけて、最高の試合をしたい」とこちらも負けていない。
ふたりが計量で並んだ時の印象について鈴木が、「自分も最高に仕上げてきましたが、相手選手も最高に仕上げてきたことを感じました」とコメント。それに対して那須川は、「べつに何とも思わなかった」と突き放した。
鈴木にとってのリマッチになるが、受け止める側の那須川は「受け止めることはできない。ぶつかってきたものをただ跳ね返すだけ」と戦闘モードの姿勢は変わらない。
さらに「一方的な試合を見せたいですね。相手のいいところを見せるつもりはないです。当たればすぐに倒せると思うし、長くなっても技術の差が出ると思います。格闘技に対する自分の思いが出ると思いますので、そこを注目してください」と鈴木は眼中にないようだ。それに対して鈴木は、「(6年分の思いを込めて)しっかり仕上げてきました。下馬評が低いほうが燃えます」と食い下がった。
記者から歌手デビューの話題が振られると「ここで言うことではない。試合が終わったら話します。協力していただいた方々には感謝していますが、まずは試合に集中したい」とピシャリ。
芸能活動などでの批判については、「僕は格闘技が大好きですし、そのことしか考えていない。格闘技を妨げることはしたくないと思っています。でも24時間、格闘技の練習をするかといえばしないじゃないですか。時間をうまく有効に使って、芸能や歌の活動をしているだけなんで。寝る時間があれば、いろんなことができますし。今回のABEMAのキャッチフレーズにある『ガチで生きる』ではないですけど、毎日、同じ日を過ごすことは僕は嫌いですし、練習ひとつにしろ、毎日新鮮に思って取り組んでいます。だから強くなっているのかなと思いますし、芸能活動も格闘技があるから成り立っているのであって、自分の中でうまく付き合っていることができていると思います。だからこそ、勝ち続けていると思っています」
芸能活動をする那須川に対して鈴木は、「いや、べつに何も思わないです。(やりたいか?)それも、今は何も考えていないです」と気にしていないという。
気になるのは、入場曲。今回から那須川が自身の歌で入場してくるのかと思われたが、「変えません。矢沢(永吉)さんには勝てません」とのこと。
最高の那須川が、今回もみられることになるのか。それとも鈴木が、番狂わせを起こすのか。注目のゴングは、明日に迫った。
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