【ボクシング】ゴロフキンがトレ再開「4月に再調整の村田諒太戦、発表願う」、村田「調子を上げていく」

2022/02/17（木）UP
（最終更新：2022/02/18 12:19）

　元世界3団体統一ミドル級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン（39＝カザフスタン）が昨日、自身のインスタグラムでトレーニングキャンプを再開したことを報告した。
　ゴロフキンは「トレーニングキャンプに戻り、チームに会えて嬉しい。4月上旬に再調整された村田諒太との統一戦の日程が早く発表されることを願っている。日本へ行き、2022年にもっと大きなことができることを楽しみにしている」とつづった。

【動画】ゴロフキンの前戦の衝撃KO、強烈パンチで4度ダウン奪う

　ゴロフキンの隣には身長191cmの元IBOクルーザー級王者ジョナサン・バンクス（39＝米）とともにガッツポーズ。村田戦に向けバンクスとスパーリングなどの練習をしているのだろう。

　当初、IBF世界ミドル王者ゴロフキンとWBA世界同級スーパー王者の村田諒太（36＝帝拳）との王座統一戦は12月29日（水）さいたまスーパーアリーナにて対戦する予定だったが、オミクロン株の水際対策により新規外国人の入国が不可となり、ゴロフキンは入国できず。延期し4月に調整するとされていた。

　このゴロフキンの発言で村田は帝拳の公式サイトでコメントした。
「ゴロフキンがトレーニング・キャンプを再開したって海外のニュースで挙がったそうですが、正直なところあまり動向は気にしてないです。何をしてるか調べたってしょうがないことだし、もし毎日遊びまくってるっていうならそれも面白いですけど、そんな訳はないですからね（笑）。毎日しっかり練習してるのは当たり前だし、こっちはこっちで4月に照準を合わせて調子を上げて行くだけです」と意気込んだ。

　政府は2月13日までだった新型コロナウイルスの蔓延防止等重点措置を東京、埼玉、神奈川を含む13都県で3月6日まで延長。東京も1日2万人台だった2月上旬に比べ昨日は1万7千人ほどとやや落ち着きを見せているが、この試合開催に向け新規外国人受け入れが可能になるか、動向に注目したい。

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