2022/02/19（土）UP
（最終更新：2022/02/19 19:51）

元ラウェイ王者・南雲大輝（右）と堀井翼が計量パス、4度目の正直で決着なるか

　2月20日（日）『Krush.134』（東京・後楽園ホール）の前日計量が、19日都内にて行われ、第1試合の［Krushライト級ワンマッチ］で対戦する堀井翼（K-1ジム五反田チームキングス）は、リミット62.5kgのところ62.25kgで、対する元ミャンマー・ラウェイ現地王者の南雲大輝（八光流柔術総本部）は62.4kgで、両者とも1回目で計量をパス。その後の会見に出席した。

　両者は、20年6月に対戦するも、南雲のローブローで堀井が試合続行不可能となり南雲の反則負けに。続く8月に再戦が組まれたが、堀井が負傷欠場。昨年7月のライト級王座決定トーナメント一回戦で、両者の3度目のマッチメイクとなったが、今度は計量をパスした堀井が大会当日に体調不良によるドクターストップで不戦敗となった。今回で4度目の正直で完全決着となるか。

両者のバチバチフェイスオフ！アゴを上げ上から相手を見下ろす堀井翼（左）、明日、無事に試合が実現するか

　堀井は、自ら名乗る“股間王”らしく、股間付近に風船を2つ付けて登場。風船を2つ勢い良く割ると「ラウェイサンダー」と南雲のいつもの仕草を真似する。その後、「誰も笑わねえじゃねえかよ」と自らツッコミを入れた。

　何度も対戦が中止や不戦勝など不本意な結果となり、“因縁”ともいわれるようになった両者の戦い。今回は、お互いに決着をつける構えだ。

会見では堀井がラウェイ王者・南雲にまさかの「ラウェイサンダー」をお見舞いした

　南雲は「堀井選手が相手で良かったな。倒すためにやってきましたし、4度目の因縁があるから決着つけたくてやってきた。それが明日出ると思う」、堀井は「絶対的にKOで、第1試合をスタートさせる。因縁どうのこうのより、何回も決まってるカード。めんどくさいので決着付けて、南雲と絶交しようと思います。いたぶってKOします」と、それぞれ完全決着を望む。

　今回の記者会見で、堀井は相手に対して海老反りになって挑発する“フラッシュバック”を封印したが、明日のリングの試合前には“フラッシュバック”を見せると予告。