2022/03/08（火）UP
（最終更新：2022/03/09 14:31）

ブロック・レスナーPHOTO=NAOKI FUKUDA

　元UFCヘビー級王者、WWEの人気プロレスラーのブロック・レスナー（44=米国）。現在も驚異の肉体や動きを誇ることから、総合格闘技（MMA）への復帰がささやかれてきたが、本人は完全否定。その理由を語った。

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　レスナーは米日刊紙『The New York Post』の取材で、MMAへの復帰について問われると「その扉は閉ざされた」と、きっぱりとその可能性を否定。
　続けて「私は歳を取り過ぎた。MMAは若い人のスポーツだ。それに、私はWWEのスーパースター、ブロック・レスナーなんだ」とその理由を語った。

　レスナーは世界最大のプロレス団体『WWE』のスターレスラー。07年にMMAに初挑戦し、翌年の11月に4戦目にしてランディ・クートゥアを破りUFCヘビー級王座を獲得し2度の防衛に成功した。
　最後のMMAマッチは16年のマーク・ハント戦。判定勝利を収めたものの、薬物検査で陽性反応が検出され、この試合はノーコンテスト扱いとなった。以降、レスナーはMMAから離れている。レスナーのMMA戦績は5勝3敗1無効試合。

　20年に所属するWWEとの契約が満了となり、フリーエージェントに。そのことから世界各国のMMA団体が獲得に興味を示し、復帰への期待が高まっていたが、結局、実現には至らなかった。

　WWE世界ヘビー級王者のレスナーは、今回の取材でMMA復帰は否定したが、プロレスについては「自分が求められ続け、良い健康状態である限り、楽しんで続けるつもりだ」と、語った。

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