2022/04/16（土）UP
（最終更新：2022/04/17 10:36）

見事に仕上がった身体の挑戦者・斎藤（左）と王者・牛久（右）

　4月17日（日）東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の計量が、前日16日の『RIZIN TRIGGER 3rd』のイベント内で行われた。セミファイナルの[RIZINフェザー級タイトルマッチ　RIZIN MMAルール（66.0kg）]で対戦する王者・牛久絢太郎（K-Clann/王者）と斎藤裕（パラエストラ小岩/挑戦者）は、共に65.90kgで無事クリア。計量台の上、両者共に仕上がった身体でマッスルポーズを決めた。

【フォト】牛久と斎藤の仕上がった身体でマッスルポーズ！緊迫のフェイスオフも

　牛久は今回が初防衛戦。斎藤は昨年10月、牛久に奪われた王座を取り戻しに臨む。
　両者は昨年10月の横浜大会で、斎藤の持つ王座を懸けて対戦。牛久はRIZIN初参戦だったが「狙っていた」という飛びヒザ蹴りで斎藤の眉間を大流血させ、TKO勝利で見事戴冠した。
　
　斎藤は何かを決意したような固い表情で計量パス。対する王者・牛久はリラックスした様子で、かすかな笑みもをたたえ計量に臨む。
　フェイスオフが終わると、にこやかに握手を求めた王者・牛久に対し、斎藤は目線も合わせず背を向けて去った。

　マイクでも斎藤は無表情のまま「明日、勝つだけです」とシンプルに意気込む。
　対する王者・牛久は爽やかに「明日は思いっきり楽しんで会場を盛り上げます」と対象的な両者だ。

　斎藤は前日15日のインタビューで「前回とは違う内容になる、しっかり勝って取り戻したい。勝ちにこだわりたい」とベルト奪還への執念を見せている。

　対して牛久は前回ドクターストップによるTKO勝利での戴冠だったが「たまたまという声が多かったが、内容でも僕が勝っていたと今回は証明したい。とどめを刺す？もちろんそうです」と返り討ちを宣言している。

　今回のポスターのキャッチコピーは『美しき復讐か、残酷な返り討ちか』となっているが、斎藤が”美しく”リベンジ奪還を果たすのか、それとも牛久が”残酷”に決着をつけるのか。

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