【RIZIN】斎藤裕が現王者・牛久絢太郎へのリベンジ戦へ「自分のベルトを返してもらう」(斎藤)「前回はたまたまではない」(牛久)
4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催される『RIZIN.35』の対戦カードが発表された。現RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎(K-Clann)と、前同級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦にしてタイトルマッチが決定した。
【動画】斎藤の額を割った牛久の飛びヒザ蹴り!(前回のタイトル戦)
牛久は今回が初防衛戦。斎藤は昨年10月に奪われた王座を取り戻しに臨む。
王者・牛久は現在、DEEPフェザー級王座との二冠を持つ。
昨年10月の横浜大会でRIZIN初参戦ながら急遽、当時のRIZINフェザー級王者・斎藤のベルトに挑戦が決定。「狙っていた」という飛びヒザ蹴りで斎藤の眉間を大流血させ、TKO勝利で見事戴冠した。
12月にはホームであるDEEP王座の防衛戦に臨み、神田コウヤ相手に判定勝利している。
対する斎藤は修斗王者として20年8月に初参戦し、同年11月に朝倉未来との王座決定戦に勝利し王者となった。昨年6月には11連勝中だったヴガール・ケラモフとの激闘を制するも、10月に牛久にTKO負けし王座陥落。
さらに大晦日には朝倉未来との再戦に臨んだが、判定負けで現在2連敗となっている。
大晦日前に榊原代表は「斎藤選手にだいぶ無理をさせて、10月にああいう結果になった。なので、斎藤裕のダイレクトリマッチがタイトル戦としては正しい筋」と語っており、今回その通りのマッチメイクとなった。
会見に登場した斎藤は開口一番「自分のベルトを返してもらうという気持ちが強い」とベルトへの思いの深さを見せる。
続けて「試合が続いて負傷箇所が沢山あったんですけど、だいぶコンデションも良くなってきて、別人のような気持ちと体を取り戻して戦いに挑みたい」と心身一新し大一番へ臨む。
王者の牛久は「前回は”たまたま”という声がすごく多かったんですけど、偶然ではない」とTKOした飛びヒザはまぐれではないと強調。
さらに「自分の実力をしっかりと皆さんに見せます」と誰もが納得出来る勝ち方をしたいと言う。
一度拳を交えた斎藤について牛久は「寝技も打撃も全部が出来る、オールラウンダーで総合が完成されている凄く強い選手」と評し、斎藤の前戦・大晦日の朝倉未来戦についても「色々コンディションのこともあるんでしょうけど、凄く強い印象でした」と評価は変わらないとする。
一方の斎藤も、牛久の前戦・神田コウヤ戦について「接戦だったとは思うんですけど、要所要所で自分が勝つための作戦を遂行している印象がありますね」と評価する。
今回の試合に向けても「まだ隠している技があるんじゃないかと見てるので。まだ何か持っているような気はしますね」と心を読むようにニヤリと笑う。
連敗中での挑戦となる斎藤だが「タイトル戦というのは、なかなかやりたくても出来ないというのはよくわかっている。(勝ちを重ねてからなど)先送りにせず、組まれた時にやるという気持ちですね」と、連敗についてはあまり気にしていない様子だ。
最後に斎藤は「今回王座戦ということなので、これで負けるとまた選手としての潮目が変わるかなという思いはありますけど、当日まで自分が勝つことを信じて臨みたい」と弱気は一切出さず、リベンジ戴冠へと向かう。
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