2022/04/26（火）UP
（最終更新：2022/04/26 21:05）

計量をクリアーした安本晴翔（左）とヨーパースー・ソンニンタイ（右）

　4月27日（水）東京・後楽園ホールで8年ぶりに開催される『CHAKURUKI 15 帰ってきた藤原祭』の前日計量が26日（火）都内にて行われた。
　ダブルメインイベント（58kg契約）で対戦する安本晴翔（橋本道場）は57.9kg、ヨーパースー・ソンニンタイ（タイ）は57.7kgで計量を一発クリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

【フォト】安本晴翔、ヨーパースー共にバキバキの腹筋で計量パス！

　これまでにタイ人選手とは6戦し5勝1分の戦績を誇り、昨年3月のペットシラー・FURUMURA-GYM戦以来となるタイ人との対戦について安本は「明日はメインなので一番面白い試合をします。タイ人選手とは結構やっていて、感覚を思い出して戦えたらいいなと思います」と落ち着いたコメント。

　相手のヨーパースーはMAX Muaythaiパタヤの58kg級で優勝しており、54戦38勝14敗2分の戦績を持つ。安本は「相手の試合映像がなかったのですが、強いタイ人だなと思いました」と計量時に初対面した印象を語る。

　試合に向けては「一番インパクトある試合をしたいと思います。試合も久々（昨年11月に角田泰盛戦以来）でこの期間に体重を増やして筋肉とパワーを付けたりして、色んなところが変わったと思います。明日は試合を楽しみつつ倒せたら一番いいなと。タイ人相手に用意した技はないのですが、いつも通りやれば倒せると思います」とKOを狙いに行く構え。

　また、安本は自身のSNSで、6月19日に東京ドームで開催される『THE MATCH』に関する書き込みをし、K-1フェザー級現王者・軍司泰斗に「他団体で1番強いのは俺しかいないでしょ。どうですか！」と噛み付いており、そのことについて触れると「明日はインパクトある試合をしないと皆さんに注目してもらえないので、KOしたいですね」とKO決着でアピールしたいという。

　なお、安本は入場時にお母さん手作りのガウンで入場することが毎試合の恒例となっているが、「今回は作ってもらっていませんが、次の試合に期待して下さい」とした。

　対するヨーパースーは「私はファイタータイプです。安本はいい選手なので頑張ります。日本のファンはKOを好む？　明日はいい試合を見せて絶対に面白い試合になります」と好試合を予告した。

　会見に同席した今大会の中心人物、藤原敏男氏は「久々の日タイ対抗戦なのでKO決着で最高な試合を見せて下さい」と両選手に期待を寄せた。

計量後に睨み合う森井洋介（左）とロムイーサン・REON（右）

　また、もう一つのメインイベント、ライト級（61.23kg）で対戦する森井洋介（野良犬道場）は61.23kgジャスト、ロムイーサン・REON（タイ）は61.0kgで計量をパス。

　会見で藤原氏の愛弟子・森井は師匠の横に座ると、緊張した面持ちで「明日は下手をこけないので、藤原祭りに恥じない試合をしたいと思います」と意気込みを語る。

　これまで森井は“打倒ムエタイ”を目標に掲げていたこともあり、今回は2018年10月のキヨソンセン・FLYSKYGYM戦以来のタイ人との一戦となった。「かなり久々にタイ人との試合なので、自分の感覚に任せて戦います。やはりKOで倒せたら」とKOを予告。

　森井は今年1月の『NO KICK NO LIFE』では健太に勝利し、今年2戦目となった。2022年の目標を聞かれると「そろそろ面白い発表があるので、とにかく明日を期待して下さい」と意味深なコメントを残した。

　一方、ロムイーサンは「森井選手の試合を見てパワーはあると思いましたが、大丈夫です」と自信を見せる。ロムイーサンは健太率いるREON Fighting Sports Gymで選手兼トレーナーをやっており、「以前に健太会長は森井に負けているんですよね。練習は100％の力でやってきたのでもう勝つ自信はあります」と不敵な笑みを浮かべた。

☆この大会の対戦カード、スケジュールなど

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