【チャクリキ】伝説の大会『藤原祭』が8年ぶりに開催! 74歳“キックの神様”藤原敏男が「大いに暴れる」と奮起
4月27日(水)東京・後楽園ホールで『CHAKURUKI 15 帰ってきた藤原祭』が8年ぶりに開催されることが、14日、都内の会場で発表された。
藤原祭は、史上初の外国人ムエタイ王者となった“キックの神様”藤原敏男のキックボクシング35周年を記念して、2003年12月7日に全日本キックボクシング連盟主催で第1回大会が行われた。
記念すべき第1回大会は、前田尚紀(藤原ジム)vs山本元気(REX JAPAN)の全日本フェザー級タイトルマッチがメインで、スペシャルエキシビションマッチとして、藤原敏男&國奥麒樹真が小林聡&宇野薫と総合ルールで対戦するなど、本格的なキックの試合と規格外の試合がミックスした画期的な内容となった。その後も、藤原と親交のある藤原喜明、初代タイガーマスクの佐山聡などがリングへ上がり、冬の風物詩として毎年ファンを喜ばせてきた。
2010年からはM-1 MC主催となり、2014年の後楽園ホール大会が最後となった。今回は、CHAKURUKIが全面協力のもと、約8年ぶりの復活となる。
会見出席した藤原敏男は、「いま、痛めた足が悪化して走るのも大変な状況です。74歳ですが、以前のような動きができるかは分かりませんが、痛み止めを打ってもらって藤原祭が楽しいと思ってもらえるようにがんばります」とコメントした。
発表されたのは、格闘技スペシャルエキシビションマッチ6人タッグマッチ。藤原敏男&藤原喜明&藤原国崇vs藤原あらし&藤原康平&藤原秀旺という全員が藤原という史上初(?)のカードが実現した。
ちなみに藤原国崇は、リングネーム「国崇」として活躍する現WKAムエタイ世界フェザー級王者。藤原あらしは、元WPMF世界スーパーバンタム級王者で現役として活躍中。藤原康平は、KING皇兵のリングネームで活躍して2016年に引退。この日のために6年ぶりにリングへ立つこととなった。藤原秀旺は、現在、プロレスリングアライブ&メジャーズ代表。このカードを見て藤原敏男は「なんだ藤原紀香は入ってないのか?」と主催者にクレーム。この大会でリングアナを務める宮田充KNOCK OUTプロデューサーは、お笑いコンビの「FUJIWARAを出せ」と毒づいた。
マッチメイクは、これからのようだが、キックボクシングを10試合予定。「現役選手がほとんどなので、病院送りになるかもしれない。これが最後になるかもしれませんので、大いに暴れたいと思います」と藤原敏男。伝説の大会の復活で、キックボクシング界がさらに活気を帯びていきそうだ。
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