【RIZIN】朝倉未来vsクレベルの打撃戦に、萩原京平「自分なら倒しに行く」本能で戦う決意

2022/05/03（火）UP
（最終更新：2022/05/03 22:22）

　5月5日（木・祝）会場・非公開『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3』でクレベル・コイケ（ブラジル/ボンサイ柔術）と対戦する萩原京平（SMOKER GYM）が試合前インタビューに答えた。萩原は前戦、3月に弥益ドミネーター聡志に一本負けしたが、それを機に原点回帰。今回の試合では「本能的に戦う」と野性味を全面に出すと語った。

【動画】萩原が元ZST王者に22秒KO勝利！強烈右ストレートがヒットする瞬間

　萩原は現在の調子について「今までで一番調子が良い」と上機嫌そう。クレベルについての印象は「寝技が強い、それに尽きます」とシンプルに答える。

　クレベルの打撃師匠は、萩原が昨年大晦日に戦った元シュートボクシング世界王者・鈴木博昭だ。
　手の内を知られているのではないかという質問に「関係ないし、知られていることを恐れることはない」ときっぱり。
　その理由は「今回は細かい作戦は無く、本能的に戦おうと思っている」からとのこと。続けて「頭で考えるよりも、体が動く。対峙した時に感じる全てを出して戦う」と自身の動物的な瞬発力を信じる。

　”本能モード”になったのは前戦、今年3月に弥益ドミネーター聡志に一本負けを喫してからのことだ。
　今までの萩原は「打撃にしても、寝技にしても細かく作戦を立てていた」と言うが、ドミネーター戦での敗北から「頭で考えて動くのは自分らしくない、綺麗に戦おうとしすぎていた。自分は本能で戦ってここまで来ている。初心に帰り、昔の自分らしく思いっきりいく」と”原点回帰”のケンカファイトに戻ると決めた。

■朝倉未来の、クレベル戦での慎重さには「自分なら倒しに行く」

　もっとも相手のクレベルも「萩原はケンカだけが強い、テクニックがあるのではない」とインタビューで発言している。
　萩原はクレベルの発言について「勝手に言っとけ」と一笑に付し「テクニックの面ではクレベル選手には少し落ちてる所がある。でも気持ちや打撃・スタンドの攻防では誰にも負けていない。向こうに何と言われようが気にもしない。試合が終わってから見ていろ」と自分の強みに自信を持つ。

　萩原が昨年10月に敗北した朝倉未来は、昨年6月にクレベルと戦い、1Rにクレベルを打撃で”くの字”にさせるも、深追いはしなかった。”もしあそこで行っていたら、朝倉が勝っていたかもしれない”というファンの声もある。

　もし萩原だったら、あの場面でどうしたかと問われると、萩原はニヤリと笑い「思い切り行きます。倒しに行きます」と一瞬のチャンスも逃さないと言う。さらに「そういう状況でなくても、思い切り倒しに行く」と常にアグレッシブに仕掛けるつもりだ。

　最後に「クレベル選手は世界でもトップの選手と思っている。そういう選手に勝てば、自分の実力が日本だけでなく世界にも知れ渡る」とジャイアントキリングし、世界を驚かせると意気込んだ。

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