2022/05/18（水）UP
（最終更新：2022/05/18 19:20）

THE MATCHに出場するRISEのトップファイターを中心に、強化合宿でエールを掛け合った（C）RISE

　6月19日（日）東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』でK-1との対抗戦を行うRISEが、15日（日）から明日19日（木）まで都内近郊で強化合宿を行っている。
伊藤隆代表によると合宿は数カ月前から準備してきたようで、本日18日取材すると「技術向上はもちろんですが、気持ちの部分を高めることが目的です。試合まで1カ月、ゾーンに入れることとチームで勝つという結束をつけることが大事。会見で話した通り、全勝します」と気合い十分だ。

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昨日の集合写真。選手の表情は充実感に満ちている（C）RISE

　今回の合宿は、那須川天心、原口健飛、中村寛、白鳥大珠、鈴木真彦、風音、“ブラックパンサー”ベイノアら東京ドーム出場選手を中心に、大﨑一貴＆孔稀、山田洸誓、那須川龍心といった主力選手も参加している。コーチ陣も伊藤代表、那須川弘幸会長を中心にコンディショニングトレーナーを含めて最強布陣の7～8名が揃い、総勢30人近くが今回の大会のために集まっていた。

　集合した15日（日）は練習が行われなかったようだが、全選手が参加して東京ドーム大会の1試合1試合を分析し、意見交換の場となった。K-1に勝つという共通意識があるため、「いい勉強会になりました」と伊藤代表は手応えを持っている。

ボクシング元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の葛西裕一（右）がコーチを務めた（C）RISE

　16日（月）から本格的な練習が始まり、朝8時に全員が集合して練習場までランニング。そこから10時半までフィジカルトレーニング、午後1時から4時まで3時間ミット打ちとマススパーが延々と行われ、追い込んできたそうだ。

「初日は疲れ切っていていましたが、2日目となった昨日は、ボクシングの葛西裕一コーチも参加してくれて、みんな生き生きとしたいい表情になっていました。今日（18日）も、追い込んだ練習ができています」と伊藤代表。ライバル関係の選手同士も参加しているため技術交流の難しさを指摘されるところだが、「そこはプロなので、戦う時は割り切ってやると思います。でも今回は、チームで勝つことが何よりも大切です。同じ目標を持って、互いを高め合っています」と気にしていない。それどころか、絆は日に日に強まっているという。