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井上尚弥、これまで最も苦戦はドネア「5試合分くらいの経験をした」6.7再戦へ

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2022/05/26(木)UP

井上尚弥vsドネアの激闘(2019年11月)

 6月7日(火)、さいたまスーパーアリーナにて行われるWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(29=大橋)とWBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)の再戦に向け、昨夜25日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)に井上が出演した。
 番組では井上のジャブやボディブローの解説、スパーリング映像、そしてインタビューでは、これまで最も苦戦したのはと聞かれ「苦戦といえばドネア戦ですかね。あそこまでの戦いをしたことがなかった」などドネア戦へ想いを語った。

【動画】井上が苦戦、ドネアの豪快な右ストレートが井上にヒット!出血、そしてバランスを崩す瞬間

2Rに右目眼窩底骨折し、出血しながらもドネアと激闘を展開する井上尚弥

 19年11月のWBSSの決勝。ドネアとの対戦で井上は2Rで流血し眼窩底骨折、11Rでボディでダウンを奪い12R判定勝ちするも、鼻骨骨折も負った。世界5階級制覇を達成したドネアだが、3年前のWBSSのバンタム級トーナメントが決まった時、井上は「ドネアが1階級上から落として参戦してくると聞いて恐怖感がありましたね」と不安があったと語る。そしてこの大激闘になるのだが、しかし集中し楽しんで戦うことができ、「5試合分くらいの経験をした」と振り返った。

 試合まではあと8kg以上減量していくという井上、「絞って絞って、それでリングに上がる、これがボクサーですよ」と堂々とした口調で意気込んだ。

ドネアとの再戦の会見で2団体のベルトを持つ井上尚弥(Naoki Fukuda)

 番組では、この井上の強さを”ピンチを楽しむ心の強さ”と表現。このインタビューの”ドネア戦への想い”第2弾も放送すると予告。インタビュアーは毎週水曜日にスポーツコーナーを担当するサッカー元日本代表DF内田篤人氏だっただけに、来週水曜(6月1日)の内田氏のコーナーでの放送と思われる。6月に入り、この一戦への機運がさらに高まる頃だろう。ドネア戦への決意に期待したい。

▶︎次のページは【動画】ドネアの豪快な右ストレートが井上にヒット!バランスを崩すシーン

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