2022/06/29（水）UP
（最終更新：2022/06/29 22:22）

ゴンナパー（左）は岩崎（右）と対戦する

　8月11日（木）福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の追加対戦カード発表記者会見が、6月29日（水）都内にて行われた。今大会は、K-1フェザー級世界最強決定トーナメントの開催が発表されているが、ワンマッチ6試合が決まった。

　会見の主役は壬生狼一輝が話題を持って行った印象はあるが、追加決定したカードはどれも話題になりそうな顔合わせとなった。

『THE MATCH 2022』でRISEの白鳥大珠を右フックでKOし、絶大なインパクトを残したばかりのゴンナパー・ウィラサクレック（ウィラサクレック・フェアテックスジム）は、岩崎悠斗（PURGE TOKYO）と対戦する。

　ゴンナパーは、「前回の試合以上のインパクトを残したいので、楽しみに待っていてください。ムエタイがNo.1を証明します」と豪語。かつて安保瑠輝也から勝利を収めたことがある岩崎は、「やりたい選手だったので、試合が組まれて率直に嬉しい。自信は凄くあります」と強豪を前に自信満々に言い切った。

ムエタイ狩りに気合いを入れる江川（左）とマキ（右）

　また第3代K-1WORLD GPフェザー級王者の江川優生（POWER OF DREAM）は、マキ・チャーチャイ（真樹ジムAICHI）と対戦する。

　江川は今年4月の大岩龍矢戦で判定負けを喫し、現在3連敗中で巻き返しのチャンスを狙っている。この階級は、武尊が王座を返上したため、チャンピオンが空位。中村プロデューサーは「江川選手も有力候補の一人」と期待をかけるが、「求められるのは嬉しいですが、自分はまだ結果を残していないので、その地位まで行けたらK-1を背負いたい」と江川。対するマキは、「前回、K-1に初参戦して慣れてきたので（レオナ・ぺタスと打ち合い苦しめた）、今回は楽しみにしてください」とニヤリ。かなり激しい試合に発展しそうだ。

再戦となった鈴木（左）と近藤（右）

　鈴木勇人（K-1ジム五反田チームキングス）vs近藤魁成（大成会館/キックボクシングジム3K）は、4年前に一度、対戦した経緯がある。

　この時はドローに終わっているが、「あの時の自分と今の自分は違います。それは鈴木選手も同じだと思いますが、どちらにしても僕が勝ちます」と近藤。鈴木は「4年前は弱かったですが、成長していると思うので、今度こそ決着をつけたい」と抱負を語った。

大沢（左）とデンサヤーム（右）が初対戦

　大沢文也（TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER）vsデンサヤーム・アユタヤファイトジム（Ayothaya Fight Gym）は、対照的な顔合わせとなった。

　大沢は、前回の瓦田脩二とのKrushライト級タイトルマッチで終了間際にハイキックを決めて判定勝利。今回も注目の試合となるが、「勝てれば何でもいいんで、自分の試合はトイレタイムにしてください」とネガティブな発言。デンサヤームは「同じジムのパヤーフォンがK-1女子のチャンピオンになり、有名になりました。私も続きたいので、いい試合を見せたい」と意気込んだ。

KOJI（左）とAKIRA（右）は、バチバチの火花対決

　最後に、ANIMAL☆KOJI（TEAM ANIMAL）vs.AKIRA Jr（若獅子会館総本部）。KOJIは、バナナを2本とバットを持って現れて、AKIRAに「カルシウムが足りない。見とけ」とバナナを食べて、スネでバット折りを成功させて見せた。AKIRAは「野獣狩りをしたい。逆に蹴り倒したい」と高笑いした。

　個性豊かで、それぞれの試合にテーマがある福岡の追加カード。どの試合も楽しみでならない。

　また9月11日に横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPANよこはまつり』に、K-1無差別級王者のマハムード・サッタリ（TEAM OTA）、K-1WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海（月心会チーム侍）、第6代Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史（K-1ジム五反田チームキングス）の参戦が決まった。対戦相手は、決定次第発表される。

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