2022/07/23（土）UP
（最終更新：2022/07/26 20:24）

三浦孝太（先日の会見写真、パネルは対戦相手のマソーニ）

　7月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の［RIZIN MMA Special Rules 66.0kg]にて、フェリペ“キングハンター”マソーニ（ブラジル）と対戦する、三浦孝太（BRAVE）が公開練習を行った。
　師匠の宮田和幸の持つミットにワンツーをはじめとしたパンチを打ち込み、快音を響かせた三浦。最後には、（前回KOした）サッカーボールキックも見せた。

【動画】三浦が公開練習でサッカーボールキック！

　当初、三浦は5月5日の『RIZIN LANDMARK vol.3』でマソーニと対戦する予定であったが、首ヘルニアにより欠場。約7か月ぶりの試合で、仕切り直しのプロ2戦目を迎える。

「前回の試合が流れてしまい、対戦相手含め色んな方に迷惑をかけてしまった。7か月間成長した姿を見せたいです」との意気込みを語る。首の怪我は完治して「絶好調」で、再発防止のため「ベッドを大きくして、身体のケアにも通いました。反省して、2度とないように気を付けています。怪我をしない身体作りをしています」とのこと。

　BRAVEジムでのMMAの練習や帝拳ジムの葛西トレーナーによるボクシング指導を受け、更なるレベルアップを目指してきた三浦。ボクサーとのスパーリングも慣行し「パンチはもともと好きで教えて頂いているので、成長しているんじゃないかと思っています」と手ごたえを感じている。

　プロ2戦目からRIZIN本戦の舞台で戦うことは、まさに異例。RIZINからの期待の大きさを感じさせる。自身でも、その認識はあるようで「トップ選手の集まる大会に出させていただけることが異例というか、話題だったりとか、そういうものを期待されて出場させてもらっていると思っている。そこは勘違いせずに良いものを見せるというのは、前回も今回もあたりまえです。なるべくお客さんが盛り上がるものを見せたい。ただ、それが相手のレベルが上がれば難しくなりますし、そんな簡単にできるとは思っていないですが、良いパフォーマンスを見せて最高のパフォーマンスを届けたいと思っています」と謙虚に話す。

　対戦相手のマソーニは、三浦よりもキャリアは豊富でプロ9勝4敗。「身体の強さがあってトータル的に出来る。今の自分にとっては強敵」と分析。その相手に対して「何が何でも勝つつもりでいます。一生懸命やって勝とうと思います」と必勝を誓う。

　今後のキャリアプランについては「勝っていって、RIZINに実力で出られている選手と拳を交えていくのが一番です。飛び級で出させていただいているので、普通よりは早い段階でそういうところに届いていかないといけないのかなと思いますが、現実的に考えると数年はかかるのかなと思っています。かといって別に遠慮していくつもりもないです」と自然体に語っている。

　ファンからのコメントでは、サッカーボールキックを期待するコメントもあった。それを受けて「そんなに簡単に出せるものじゃないですが、前回そう思っていたが咄嗟に来たので、一生懸命に行けばチャンスが来るのかなと思います」とチャンスがあれば、狙うとした。

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