2022/07/29（金）UP
（最終更新：2022/07/30 08:44）

DEEPフライ級王者の神龍誠が所英男戦に自信

　7月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の試合前個別インタビューが行われた。57kgのフライ級契約で所英男（44=リバーサルジム武蔵小杉所プラス）と対決するDEEPフライ級王者・神龍誠（22=神龍ワールドジム）がマスコミの前に登場。前回の藤田大和に極めた忍者チョークを極められるか、注目が集まっている。

【フォト】神龍誠が藤田大和に極めた“忍者チョーク”連続カット

　神龍は心境を聞かれると「いつも通りです。派手に倒そうと思っています」と強気の発言。2年ぶりのRIZIN参戦になるが、「この2年で、単純に強くなった。それを見てほしいですね」とアピールした。所の印象については「ベテランの人。僕と倍くらい年が違うのに、よくやっているなと思います」とクールに受け止めている。

前回の藤田大和戦で極めた神龍の忍者チョーク

　試合展開は「すべての面で上回っていますので、何で倒そうか考えるんじゃないですか。何パターンか、倒す技があるんで」と揺るぎない自信を持っている。その上で、「寝技対策は、地元のカルペディエムでやってきました」と万全の態勢が整っているという。必殺技も用意しているようで、「マコトルネードを出します」と予告した。どんな技かは分からないが、当日のお楽しみというところか。

　神龍はUFCを視野に入れているが、なぜこのタイミングで所と対戦するのか。神龍はその理由を「おいしいからです。名前があって、フィニッシュできる。UFC関係者が注目してくれるんじゃないですかね。インタビューか何かで見ましたが、10年前に所選手に勝った選手がUFCに行ったようなので、自分もそうなりたいです」と踏み台にするつもりだ。

　所はかなりの悲壮な覚悟でリングへ上がる覚悟だが、「がんばってください」と素っ気ない対応の神龍。所は神龍の得意技である忍者チョークの対策をしているようだが、「忍者チョークは、それでもかかる。あと、べつに忍者チョークを狙っているわけではないので、その時の閃きで戦います」と拘っていないことを明かした。

　最後に所がガリガリに痩せた姿に対しては、「体重をオーバーしないでくれよ、という感じですね」と気にしていないという。特別な思いがない神龍が、残酷なまでに所を料理にすることになるのだろうか。

▶次ページは、【フォト】神龍誠が藤田大和に極めた“忍者チョーク”連続カット