2022/09/25（日）UP
（最終更新：2022/10/05 18:32）

皇治がメイウェザーへの対戦を要求した

『超（スーパー）RIZIN』の体重無制限のRIZINスタンディングバウトルールでメイウェザーのSPジジ（イラン）と対戦した皇治（TEAM ONE）が試合後インタビューに応じた。前日計量では、皇治がジジを突き飛ばして乱闘寸前の騒ぎを起こしている両者。
　試合は、3Rに皇治は右フックを連続で当て、ダウンを奪取。立ち上がったジジに皇治は左フックから右ストレートをフォローし、2度目のダウンを奪い、KO決着となった。

【動画】皇治の右フックが炸裂した瞬間

自分ならばメイウェザーのパンチで倒れないと皇治

　皇治は、「マジ、疲れたわ～」と呟きながらコメントブースに現れた。そして、「俺は打たれ強いと思っていたけど、滅茶苦茶、効いたわ。20kg体重違って、首が滅茶苦茶しびれていますもん」と皇治。2Rに皇治が被弾しダウン気味のシーンがあったが「ダウンでしょう、めっちゃ効いちゃいましたもん。でも、試合でダウンを取られなかったんで、ダウンではないです。まったく、あの巨乳」と体重差が大きかったと苦笑した。

　それでも対戦したことについては、「超RIZINを盛り上げたい思いと、日本人をバカにしたのが許せなかった。なめんなよと、そのためにリングに上がった。もう33歳ですけど、強くなれるのを見せたい」と皇治。　

ジジはメイウェザーに対戦表明した皇治に「勝てる見込みは1ミリもない」と笑った

　フロイド・メイウェザーvs.朝倉未来については、「マルコメに正々堂々と向かってすごいなと思いました。でも、すごいですねマルコメも。さすがやなとは思いました。でも、自信ある。喧嘩したいですね。小細工は通じないんで。天心、未来がやられて、あとは俺しかいない。日本で、もう相手がいないでしょう。俺だったら、倒れない。倒せるかといったら分からんけど、戻ってこい、今度は日本の強さを分からせてやる。日本一打たれ強いのは、俺だけ」と皇治はメイウェザーへ挑戦を表明した。

　一方、ジジもその後インタビューに出席、初めての試合だったが「最後は疲れてしまい、あんな結果になってしまった。皇治が、あれだけの試合をしている選手だとは知らなかった。次があるならば、また戻ってきたい」と語りつつ、皇治がメイウェザーに対戦を表明していることについては「はっきり言うと、1ミリもチャンスがない。それよりも、俺とのリマッチしよう。ベイベー」と不敵に笑った。

▶次ページは、【動画】皇治の右フックが炸裂した瞬間