2022/09/14（水）UP
（最終更新：2022/09/14 19:59）

ジジ（右）を挑発した皇治

　9月25日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN』のリモート会見が本日14日、行われた。この会見に皇治とボクシング元世界5階級制覇のフロイド・メイウェザー（45=米）のボディガードのジジが登壇して（※ジジはリモート参加）、3分3Rのボクシングルールに準じたエキシビションマッチ（フリーウエイト制＝ジジが15kg以上皇治よりも重い）が決定し、互いに挑発合戦をして対決を盛り上げた。
　ジジは朝倉未来を突き飛ばして話題になった人物で、2020年8月に皇治がメイウェザーのお面をかぶってリングに上がったことを批判し、皇治が「この波平どないしたん」とツイートし、ジジが頭頂をわずかに立たせた髪型を見て、「サザエさん」の波平に例えて揶揄していた経緯がある。

【フォト＆動画】ジジの鍛えられた肉体、会見でジジの挑発を笑い飛ばす皇治

皇治は、メイウェザーのお面をかぶって会見に登場（C）RIZIN FF

　海外からリモートで会見に参戦したジジは、日本のスタジオで会見に出席する皇治がメイウェザーと波平のお面を交互にかぶっている姿を見て、「彼のこの姿を見れば、私とメイ、TMTの関係者に対してナメた態度を取っていることが分かる。それだけやられたいのだったら、欲しいものをあげるよ」と挑発した。

　不満そうな顔で聞いていた皇治は、「お前、そこで何してんねん。さんざん、偉そうなこと言って。なんで、こいつ来てないんや。勘違いしたらあかんで。偉いのはメイウェザーさんで、お前は何も偉くない。お前はただの金魚のフン。日本人侮辱してるわ。マルコメのプライベートジェットで飛んで、ここに来なな。なんも、面白くないわ」と吐き捨てた。

お面はメイウェザーの写真をめくると波平が隠れていた（C）RIZIN FF

　笑みを浮かべるジジは「ナメているのは、お前だろう。フロイドの面をかぶって、最初にナメたのは、お前だ。そもそも、こっち（アメリカ）では誰もお前のことは知らない。オレはフロイドといろいろなヤツを見てきたが、カスリもしないのは、お前だけだ。これまでベストオブベストを見てきたが、自分もベストオブベストだと自覚している。お前の一番ダメージのある武器がヘッドバッドだと聞いているが、それをやってきても構わない」とメイウェザーと同様にしゃべり倒した。

　皇治は、「お前、よくしゃべるな。それにごっつい勘違いしてる。お前が、ベストオブベストって。お前が一番、誰やねんってこことだから。しびれるな、こいつ。ここにいたら、思い切り頭を叩いてやるんだけどな」と不満そうにコメントした。

メイウェザーのボディガードのジジはリモートで会見に出席した（C）RIZIN FF

　するとジジは「心配するな、ベイビー。どうせ来週、会えるんだから、待っていてくれ。逃げないから待っていろ。オレがお前をボコボコにして、新しいお面を作ってやる」と挑発を繰り返した。そして皇治は、「お前が挑発してきたんやろ。お前は誰やねんって。強く言いたい。日本の勘違いとアメリカの勘違い。どっちが真の勘違いか決めましょう」と勘違い決定戦を提案した。

　最後にジジは「言い争いは、もう飽きた」とコメント。皇治は「TMTは日本人が潰す。マルコメ、ジジイ、フア〇クユー」と吐き捨てると、ジジも「フア〇クユー」と言い返して挑発合戦が終わった。

　皇治からすれば、メイウェザーと朝倉の対戦を背景に巻き込まれ事故のような展開になったが、ボクシングルールに準じたエキシビションマッチで、どんな試合を見せてくれるのだろうか。

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