【RISE】那須川龍心、天心のキック引退に「デビューしたばかりですが、僕が引っ張っていきたい」＝公開練習

2022/10/06（木）UP
（最終更新：2022/10/06 12:17）

　10月15日(土) 東京・大田区総合体育館で開催される『RISE WORLD SERIES』の「フライ級（-51.5kg）ワンマッチ」で吉田亮汰朗（BK GYM）と対戦する、那須川龍心（TEAM TEPPEN）が公開練習を行った。

【動画】那須川龍心がパンチラッシュでTKO勝利！

　父・那須川弘幸TEPPEN GYM会長の持つミットに、鋭いワンツーフックや蹴り技を放った那須川。兄・天心がRISEとキックボクシングを卒業し、一区切りを迎えた立ち技格闘技界で「『天心がいなくなったことで誰が盛り上げるのか？』となっている。デビューしたばかりですが、僕が引っ張っていきたい思いはあります」と主役になる覚悟が芽生えてきた。

　前戦は今年8月のRISEで平山龍馬にパンチ連打でTKO勝利。プロキャリア初のフィニッシュを記録した。「前回は力みすぎちゃったので、力まずに自分の打ち方や戦い方ができるかが課題」と、更なるレベルアップへ収穫を得た試合となった。

　対戦相手の吉田は、プロとなって初のサウスポーだが「全然大丈夫です。サウスポーの方がやりやすいですね」と全く問題はない様子。兄・天心がサウスポーで普段から拳を交えていたことも、一つの理由だ。

　この試合の位置づけを「正直いうと次のステップへの踏み台にしかすぎないと思っている」と認識。「だからといって舐めているわけではないので、気を抜かずに戦うししっかり勝って次のステップに進みたいです」としっかり攻略するつもりだ。既に対策は進んでいるようで「何パターンか考えています」とのこと。

　天心の弟として、比較されてしまう部分も多い中「僕と兄の違うところは、サウスポーとオーソドックス。天心にはできない戦い方もあると思うので、そういうところを見つけていく段階です」と自分なりの強みを見出していく構えだ。理想とする戦い方は「当てさせずに当てる。一方的な展開にすることです」という。

　最後に「10月15日の試合は、倒して圧倒して次のステップに進みたい。ここは圧倒してしっかり勝ちます。応援お願いします」とファンにメッセージを送った。

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