2022/10/21（金）UP
（最終更新：2022/10/21 10:48）

鋭いパンチを打ち込む数島

　10月30日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 162』の［初代RISEフライ級（-51.5kg）王座決定戦（3分5R無制限延長R）］で、初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰（20=TRY HARD GYM）と王座を争う数島大陸（19=及川道場）が公開練習を行った。

【動画】数島大陸、左ストレートで77秒一撃KOの瞬間

　数島は今年4月の［初代RISEフライ級王座決定トーナメント］準決勝で、当時無敗の塚本望夢と対戦。先制のダウンを奪われるも巻き返して判定勝利し、決勝戦へと駒を進めた。今年8月の大阪大会ではタネ♡ヨシキを初回KOしており、勢いに乗る。8勝（5KO）2分1敗の戦績。軽量級ながら攻撃力の高いファイターだ。

　数島は田丸について「元チャンピオンなんで実力もあって僕より格上なので、ほんまに挑戦者の気持ちでいくだけ。ただ単に『倒してやろう』っていう気持ちでいっぱい」と格上食いに気炎をあげる。

軽量級離れした攻撃力に自信を持つ

　田丸よりも上回っている部分については「田丸選手は今2連敗。あんまりうまくいってないはずなんで、僕の方が今勢いある。倒してる数とか破壊力は僕の方が絶対的に上かな」と胸を張る。
　
　初タイトル戦を前にする状況だが「ベルト獲ったからって満足はしないでどんどん挑戦はしていきたい。獲ってからの話だが、同時二階級制覇とかは視野に入れている。3階級は行きたい」と豪語する。
　
　今年の12月には20歳となる数島は「プロになった時に、20歳までには絶対とりあえずどの団体でもいいからベルト獲るって決めていた。今立技キックボクシングの中で僕の中ではRISEが一番日本の最高傑作のベルト。ありがたいことにフライ級が出来て、初代のRISEのベルト獲るってもうこんだけ恵まれてるのはないなと思う。10代ラストチャンスのこのタイトルマッチをしっかり倒して絶対獲る」と意気込んだ。

＜対戦カード＞
▼初代RISEフライ級（-51.5kg）王座決定戦 3分5R無制限延長R
田丸辰（TRY HARD GYM/初代RISEスーパーフライ級王者）
vs
数島大陸（及川道場/第30回全日本新空手道選手権大会 K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝）

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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