【テレビ】9月開催「カネロvsゴロフキン」をWOWOWで放送、村田諒太がゲスト解説=10.24よる
9月17日(日本時間18日)米ラスベガスT-モバイル・アリーナにて開催された、4団体同級統一王者サウル・カネロ・アルバレス(32=メキシコ)とWBAスーパー&IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)の[4団体世界スーパーミドル級タイトルマッチ]が、WOWOWで 10月24日(月)21時より放送される。
世界中が注目したライバル対決の第3弾だ。 ゲスト解説として出演した前WBAスーパー世界ミドル級王者の村田諒太(36=帝拳)は、 「自分が戦って負けた相手(ゴロフキン)の試合に関してぐちゃぐちゃ言いたくはなかったけれど……」と胸中は複雑だったようだ。
■「ゴロフキンは自分のストロングポイントを生かしていない」(村田)
村田は8月にエキサイトマッチで放送した「村田vsゴロフキン」の試合放送の際も、ゲストとして出演。 「自分が負けた試合は2度と見ないと思う」と話していたが、 今回はそのゴロフキンが1階級上げてカネロに挑戦した試合だ。カネロとゴロフキンは過去にミドル級王座をかけて2度対戦。いずれも僅差の判定勝負だったが、カネロが1勝1分の結果を残している。
興味深いのは初戦、 再戦とも戦前のオッズはゴロフキンに傾いていたが、 今回は約4対1でカネロ有利と出ていたことだ。今回、雪辱を期すゴロフキンは、1階級上げてスーパー・ミドル級の体重での挑戦となった。村田は「重量級での4kgですからね。 その差は大きいですよ」とゴロフキンに同情的だった。もちろん予想も、圧倒的にカネロ有利と思っていたという。「相手のパンチをブロックして前に行く戦闘スタイルが有効だと考えていた」とした。
一方のゴロフキンは近年、 戦い方に変化が見られるという。「僕と戦ったときもそうだったけれど、 最近のゴロフキンは左ジャブを突いて下がる、 まわるという戦い方が多い。 自分のストロングポイントを生かしていない戦い方をするんですよね」と分析している。そして試合に関しては、カネロがイメージどおりの試合をしたと話した。
もしも4月に村田がゴロフキンに勝っていたら、 この日のリングでは村田対アルバレスが行われていた可能性もある。 「勝っていれば? 考えたことはないけれど、 言われてみれば惜しいことをしたかな。 10億円(報酬)ぐらいもらい損ねたかも」と白い歯を見せて笑った。
村田自身は4月9日のゴロフキン戦以降はリングに上がっておらず、 “休養期間”は半年を過ぎた。 スポーツジムで体を動かすなど節制している様子だが、 まだ進退に関しては決めていないという。村田は「空白の日々を過ごしている」と言葉を濁したが、 遠からず決断を下すことになりそうだ。
<番組概要>
『エキサイトマッチ~世界プロボクシング 4団体統一世界S・ミドル級タイトルマッチ サウル・カネロ・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキン』
放送日時:WOWOWライブ 2022年10月24日(月)21時~
ゲスト:村田諒太
対戦カード:
▼4団体統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ
サウル・カネロ・アルバレス vs ゲンナジー・ゴロフキン
▼WBC世界S・フライ級タイトルマッチ
ジェシー・ロドリゲス vs イスラエル・ゴンサレス
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