2022/10/26（水）UP
（最終更新：2022/12/01 11:09）

KANAがエンフュージョン王者・サントス（パネルの人物）と激突

　12月3日（土）エディオンアリーナ大阪にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第2弾対戦カード発表会見が26日、都内で行われた。K-1女子フライ級王者・KANA（30=＝K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）が、女子フライ級スーパーファイト（3分3R延長1R）で、Enfusion（エンフュージョン）女子ストロー級（52kg）王者オロール・ドス・サントス（31=フランス）と対決する。

【動画】KANAが左ハイキックで圧巻KO勝利！魔裟斗の”予言”解説も話題に

　KANAは、19年12月に念願のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝して、K-1初の女子世界王者に。K-1 JAPAN GROUP女子選手の第一人者として、男子の中に混じって試合を行なってきた。
　6月のK-1女子大会では、ミャンマーラウェイの世界王者スーリ・マンフレディを左ハイキックでKO勝利し初防衛した。戦績は19勝（7KO）3敗。

　サントスはムエタイ・キックの両ルールで戦い、ヨーロッパの様々な大会で活躍。171cmの長身を誇り、160cmのKANAとは11cm差だ。
　19年にはヨーロッパのキックボクシング団体『Enfusion』の女子ストロー級王座に就いた。他にもIFSA世界女子フライ級王座やWAKO世界女子ミニフライ級王座、IFMA欧州女子フライ級王座も獲得しており、世界トップレベルの実力を持つ。戦績は35勝（6KO）9敗。

前戦、衝撃のハイキックKOで初V成功したKANA

　サントスは会見を欠席し「KANAはパンチのパワーもあり、とても強い選手ですが、私はKANAを倒す自信があります」とコメントを寄せた。

　KANAはサントスについて「名前は知っていた」とし、その印象を「今まで戦ったことがないくらい大きくて、リーチもある。そこが一番のポイントになる」とサントスの長身・リーチを警戒する。

　さらに「戦い方がいっぱいある選手。インファイトも出来るし、アウトボクシングも出来る。キャリアも実績もある選手」と強敵だと認める。
　長身を生かしたアウトボクシングをされる可能性もあるが「（アウトボクシングされるのは）苦手なんですけど、その対策をする自信もある」としながらも「アグレッシブに来てもらったほうがかみ合うので、倒しにきてほしい」と激闘を望む。

　エンフュージョン女王との王者対決に「K-1の世界チャンピオンが一番強いということを証明しないといけないし、証明できるのは自分しかいないと思う。一年の最後の試合をしっかりKOで締める」と意気込んだ。

＜追加対戦カード＞

▼スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
金子晃大（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
vs
キリルアン・チョー.ハーパヤック（タイ/Chor.Hapayak GYM）

▼-56kg契約/3分3R・延長1R
玖村将史（日本/K-1ジム五反田チームキングス）
vs
イスマイル・アル・カディ（キプロス/ALEXY MUAY THAI CYPRUS）

▼スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R
シナ・カリミアン（イラン/SINA ARMY）
vs
カルロス・ブディオ（ブラジル/ブラジリアンタイ）

▼スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
江川優生（日本/POWER OF DREAM）
vs
島野浩太朗（日本/菅原道場）

▼スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
林健太（日本/FLYSKY GYM）
vs
不可思（日本/クロスポイント吉祥寺）

▼K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
ジョムトーン・ストライカージム（タイ/ストライカージム）
vs
白須康仁（日本/PROTAGONIST）

▼K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
マハムード・サッタリ（イラン/TEAM ŌTA/ICF）
vs
ステファン・ラテスク（ルーマニア/SCORPIONS IASI）

▼K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
加藤久輝（日本/West A/ALIVE）
vs
AKIRA Jr（フィリピン/若獅子会館総本部）

▼スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
KANA（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
vs
オロール・ドス・サントス（フランス/KERN’S GYM）

▶次のページ：【動画】KANAが左ハイキックで圧巻KO勝利！魔裟斗の”予言”解説も話題に