2022/11/05（土）UP
（最終更新：2022/11/05 11:10）

緑川創（RIKIX）vsリカルド・ブラボ（WSRフェアテックス）

　12月10日（土）に東京・後楽園ホールで開催される『RISE 163』の対戦カードが発表された。ミドル級（-70kg）では同級2位の緑川創（RIKIX）が、RISE初参戦のリカルド・ブラボ（WSRフェアテックス）を相手に“RISEラストマッチ”を行う。

【動画】緑川創とイ・ソンヒョンの壮絶な熱戦

　緑川は2005年デビューのベテランで来年2月に引退を発表している。新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得。K-1 WORLD MAX世界王者のアンディ・サワーに勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨する。

緑川（左）とソンヒョンの熱戦（2022年8月）

　RISEには2020年7月より参戦し、前戦ではかねてより対戦を熱望していたミドル級王者のイ・ソンヒョンとノンタイトルマッチだが対戦が実現し、延長までもつれ込む熱戦でドローとなっている。当初はこのソンヒョンとの試合がRISEラストマッチだったが、本人の希望もあり、今回が後楽園ホール最後のリングとなった。

　対するリカルドは、緑川と同じく新日本キックボクシング協会出身。17歳の時にアルゼンチンから来日し、長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産、2018年に7戦無敗でウェルター級王座を獲得した。今回は所属していた新日本キックボクシング協会を離れ、新たにWSRフェアテックス所属となってのRISE参戦となった。果たして緑川が“本当のRISEラストマッチ”で有終の美を飾るか、リカルドが先輩・緑川に引導を渡すのか。

政所仁（魁塾）vs滉大（及川道場）

　スーパーフライ級（−53kg）では、同級3位の政所仁（魁塾）と4位の滉大（及川道場）が対戦する。政所はバルカン砲とも評される回転の早い打撃と意表を付く飛び膝蹴りを武器に、多くの強豪を破りJ-NETWORKフライ級王座、WBKF世界スーパーフライ級王座を獲得。昨年9月[RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント準決勝]で親友の風音に敗れ、11ヶ月ぶりの参戦となった8月大会では花岡竜にTKO負けを喫している。

　対する滉大は2017年にDEEP☆KICK 53kg、2019年にHOOST CUP日本スーパーフライ王座を獲得。2021年7月よりRISEに参戦し志朗（2度）、花岡竜と対戦するも判定負けを喫しており、今回はRISE初白星獲得もかかる。

　その他、バンタム級（−55kg）で同級5位の大森隆之介（EX ARES）がWMC日本スーパーバンタム級王者・加藤有吾（RIKIX）と対戦、フェザー級（−57.5kg）で平野凌我（MTS/同級2位）vs澤谷大樹（HAWK GYM/同級4位）、戸井田大輝（戸井田ジム）vs松山和弘（ReBORN経堂）、フライ級（−51.5kg）でNovo（TARGET SHIBUYA）vs松本天志（HAWK GYM）が発表された。

＜発表対戦カード＞
▼スーパーフライ級（−53kg） 3分3R延長1R
政所仁（魁塾/同級3位、WBKF世界スーパーフライ級王者）
vs
滉大（及川道場/同級4位、HOOST CUP初代スーパーフライ級王者）

▼ミドル級（-70kg） 3分3R延長1R
緑川創（RIKIX/同級2位、元WKBA世界スーパーウェルター王者、第8代日本ウェルター級王者）
vs
リカルド・ブラボ（WSRフェアテックス/元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者、初代M-1世界スーパーウェルター級王者）

▼バンタム級（−55kg） 3分3R延長1R
大森隆之介（EX ARES/同級5位）
vs
加藤有吾（RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者、岡山ZAIMAX MUAYTHAI 2021 55kg トーナメント優勝）

▼フェザー級（−57.5kg） 3分3R延長1R
平野凌我（MTS/同級2位）
vs
澤谷大樹（HAWK GYM/同級4位、DEEP☆KICK-60kg級王者、CKC2022 -57.5kgトーナメント優勝）

▼フェザー級（−57.5kg） 3分3R
戸井田大輝（戸井田ジム/MA日本スーパーバンタム王者）
vs
松山和弘（ReBORN経堂/CKC2022 -57.5kgトーナメント準優勝）

▼フライ級（−51.5kg） 3分3R
Novo（TARGET SHIBUYA）
vs
松本天志（HAWK GYM）

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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