【ベラトール】因縁タイトル戦の王者カムーシュとベラスケス、バキバキマッスルポーズで計量パス！

2022/12/10（土）UP
（最終更新：2022/12/10 11:00）

　12月10日（日本時間）に米コネチカット州アンカスビルで開催される総合格闘技イベント『Bellator 289』の前日計量が9日に実施された。
　コーメインイベントの女子フライ級タイトルマッチ（125ポンド/56.69kg)にて対戦する、王者リズ・カムーシュ（38=米国）は124.8ポンド(56.6kg)、前王者で同級1位のジュリアナ・ベラスケス（35=ブラジル）は124.2ポンド(56.3kg)で共にパスした。

【フォト＆動画】カムーシュとベラスケスがバキバキのマッスルポーズ！

　カムーシュとベラスケスは共に仕上がった肉体でマッスルポーズ！フェイスオフではしっかりと睨み合い、最後は握手を交わした。

　カムーシュは元海兵隊員と言う異色の経歴を持つ新王者。柔術黒帯でありながら、破壊力ある打撃を武器とする。昨年6月に渡辺華奈をパンチ連打で35秒殺KOで下し3連勝を飾ると、今年4月に当時の王者ベラスケスに挑戦し、TKO勝利した。

　対するベラスケスは柔道黒帯の寝技能力と、卓越したボクシング技術を持つブラジル強豪。カムーシュに敗れるまで、プロ無傷の12戦全勝を誇っていた。

　両者の4月の前戦は、カムーシュの4R逆転勝利で終わったが、それまでベラスケスが何度かカムーシュからダウンを奪うなど完全にベラスケスのペース。4R終了間際、カムーシュがマウントポジションからヒジ攻撃し、ダメージありとレフェリーが試合を止めたが、そのストップが早すぎたのではとの声が上がるなど、物議となり遺恨を残した。

　カムーシュの初防衛戦はベラスケスと因縁のダイレクトリマッチとなったが、果たして完全決着となるか。注目だ。

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