2022/12/28（水）UP
（最終更新：2022/12/29 07:59）

黒田の左が酒谷のアゴにヒット

▼特別試合Gルール2分2R
フリーノックダウン制、タオル投入なし、失神KO以外勝敗なし、レフリーストップなしルール

○黒田昌裕(初代ライトヘビー級王者)
KO 2R 1分59秒右ストレート
●酒谷敏生(アクセル代表)

酒谷の前蹴り

　アクセル代表の酒谷vs”自演乙の師匠”黒田の両者合わせ115歳対決！
　2年前の同時期、タイトル戦でこの2人は神戸で激突、この時は王者黒田が1R2分10秒右アッパーで仕留めTKOで2度目の防衛。
あれから2年。
　すぐにもリベンジがしたい酒谷だったが試合直後にコロナ重篤となり緊急入院。肺炎を患い退院後今度は肩鍵盤と足関節の交通事故後遺症悪化。更に糖尿、痛風に2度目のコロナ感染と病院生活が目立ち、更に神戸市長選挙出馬に挑むなど病気と多忙のスケジュールで2年ぶりのリベンジ戦となった。

健闘を称え合う両者

　1R、黒田のジャブに対して酒谷はインローからのカーフ3連打、早速顔を歪ます黒田だが、黒田の重いパンチの連打で攻め、酒谷はハイキック、前蹴り、詰めてからの膝と攻め続ける。

　2R、酒田はカーフ連打、黒田の表情が変わる。中盤に酒谷の右ストレートがクリーンヒット！しかし黒田はダメージを見せず反撃、ここから酒谷と黒田は近距離の打ち合いに。黒田は得意のパンチを水を得た魚の如く叩き込む。時折パンチを返す酒谷だが黒田の鬼のラッシュは止まらず渾身の右ストレートがヒット。ダウンする酒谷、立ち上がった時には試合はストップ。そして最終R終了のゴングも同時に鳴らされた。後1、2秒時間経てば、引き分けだったが、試合はギリギリで流石の黒田がKO勝ちを飾った。黒田は年明けなんと64歳を迎えるが2年前の引退時よりもパワーアップしている印象、鉄人健在だった。

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