2023/01/01（日）UP
（最終更新：2023/01/01 09:02）

ベラトールのスコット・コーカー代表が大会後のインタビューに応じた

　12月31日（土）さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.40』の大会終了後、ベラトール代表のスコット・コーカー社長がインタビューに応じた。

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　RIZINvs.Bellator全面対抗戦はBellatorの5戦全勝だった結果を受け、コーナー氏は冒頭「我々の選手は時差を克服するためにクリスマスを返上して2週間前から日本に乗り込んできて、『RIZINの選手を舐めちゃいかん』と厳しく言ったので、それを実戦してくれた結果かなと思います」と満足した様子。

　続けて「5‐0で勝てればいいと常に思っていましたが、当然、何が起こるかわからなかったし、最後の試合でも何度かサトシ選手がAJからタップを取るんじゃないかという場面もあり、ドキドキする緊張した展開でしたが、やるべきことはやって勝ったと思います」と、接戦となった大将戦については肝を冷やしたという。

アーチュレッタ（左）と激闘のスーチョル（右）

　印象に残った試合については「どの試合も接戦で、特に（フアン・）アーチュレッタの相手（＝キム・スーチョル）は強かったと思います。それもアーチュレッタが接戦で勝てたのは良かった。これはこの5、6年でRIZINの選手がどれだけ成長しているかを証明しているということだと思います」と、折れない不屈の闘志で戦ったスーチョルの“ゾンビファイト”ぶりを称賛。

　その一方で「Bellatorの選手もこの5、6年でどの階級でも最高レベルに達していると思います。我々の選手たちはUFCだけでなく世界中のどの団体に行っても戦える選手だと思います。そういった選手層が厚くなっている結果がこういう風に出たと思います」とBellator勢の選手を高評価した。

コーカー社長がMVPに選んだのは大将戦で勝利したマッキー（左）

　その上で大会MVPは誰かとの問いには「AJ・マッキーです。何度か危ない場面がありましたが、うまく脱出しましたし、サトシは非常に危険な相手でした。世界でもトップ10に入るような選手ではないかなと思います。ああいった試合はストレスにもなりましたが、よくやってくれたと思います」とメインでホベルト・サトシ・ソウザとの接戦を制したAJ・マッキーの名を挙げた。

　今後については「榊原代表が私の団体に送り込みたいという希望があれば、当然私たちはオープンですし、逆にスーパーファイトを日本で行いたいというのであれば、そういう要望も私たちはオープンなのでやっていきたいと思います。今大会の反省をこの数週間やって、今後に関しては新たな展開としてどういうものを作っていくかを随時話し合っていきたい」と2023年もRIZINとの交流に意欲を示していた。

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