猛打フランコ「勝っていた」再戦要求に井岡一翔「決着つけたい」もう一人王者の名も
31日、プロボクシングWBA・WBOスーパーフライ級王座統一戦(大田区総合体育館)でWBO王者の井岡一翔(志成)はWBA王者ジョシュア・フランコ(米国)に序盤は互いに差し合うも、中盤からフランコは積極的に圧力をかけ、後半は手数でも上回り、井岡もガードをしながら度々ロープを背負うも足を使い反撃。観客からも「井岡、もっと手を出せ!」との声が飛んでいた。判定は1(フランコ)−0の引き分け。統一王者は誕生しなかったが両者ドロー防衛となった。
【フォト6枚】互いの顔面にパンチが食い込む!その決定的瞬間6枚
試合後のインタビューで井岡は「自分の中の感覚では正直勝ってるのかな、手応えを感じながら試合を進めていたんですけれど、思っていた。終わった瞬間も勝ったかな、と思ったけど、まぁ、結果はそう甘くはなかった」と語る。
フランコの強かった部分については「一番は12R戦い抜くメンタル、気持ち。僕も色んな駆け引きだったり、自分の引き出しをしながら崩して行ったが、最後まで完全に崩しきれなかった。中盤、相手が崩れてきたな、自分のパンチも的確に当たってきたな、と思っていたので、ここから、攻め切れるな、と思ったら立て直してきたので、挑戦者ではなく、さすがチャンピオンだと思った」と中盤以降、アグレッシブに攻めたフランコを称えた。
そのフランコは井岡よりも前に会見を行い、「自分が勝っていたと思ったが、ジャッジに従う。次のチャンスがあればもっと良い試合ができる。再戦したい」と言い、フランコのトレーナーは「井岡のホームの試合、こんなことも想定していたが、すごくいい試合だった。もう一回やらなければいけない」と希望した。
そのフランコ側の希望について問われると、井岡は「できるのであればしたいですね。決着をつけたい。結果としてドロー。勝者がいないわけですから、きっちりこの試合、どちらが強いかという部分では決着をつけたい」としたが、「次にダイレクトリマッチしたいか、という気持ちは別にない。試合の選択肢の中での判断」とし、「どっちと戦いたいかといえばエストラーダ」と今回来場していたWBC同級王者エストラーダの名を挙げた。
SNSなどでフランコが勝ったと意見も多く見られる。井岡のトレーナーは、”手数はフランコ、こちらは有効打があった”とも話しており、会場の観客も判定の前には「手数だとフランコだな」と語っていた。引き分けだっただけにいろんな見方ができる。果たして再戦なるか。
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