2023/01/27（金）UP
（最終更新：2023/01/27 15:48）

ISKA世界戦を行う原口

　3月26日（日）に東京・有明アリーナで開催の『RISE ELDORADO 2023』の記者会見が27日、都内の会場にて行われて4試合が発表された。ISKA世界ライトウェルター級（-65kg）王座決定戦3分5Rで原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）が、ジェレミー・モンテェリョ（Kona team/フランス）と対戦することが決まった。

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　原口は、「タイトル挑戦、感謝しています。勝てば世界チャンピオン。でも『これを勝てば世界最強』ではないことを僕は知っているんで、勝ってタイトルを奪うだけです」と意気込んだ。ジェレミーは、昨年2月にオリエンタルルールのISKA世界ライトウェルター級王座を獲得しており、今回の世界戦に勝てば世界2冠王になる。

　今回のタイトルマッチは、K-1ルールのISKA世界戦として行われる。RISEの伊藤隆代表は「RISEのワンキャッチワンアタックではないです」と説明。原口は慣れないルールでの試合となる。

意気込みを語る原口

　ジェレミーの印象について原口は「怖い攻撃はないかなと。ミドルキックが強いのかは分からない。強そうには見えなかったので、全然問題ないかなと思います。テクニシャンと聞いたんですけど、それだと僕は負けないでしょう。でかくてインファイトはやりにくいんですけど、テクニシャンはやりやすいですから」と余裕のコメント。

　意気込みを聞かれると「ISKAは世界で認知されていると思うんで、僕にしかできない何かをしたいかなと思います。意識しすぎてもあれなんで、意識せずに自然に戦いたいと思います」と答え、タイトルについては「世界のベルトはたくさんあると思うんですけど、たくさん獲りたいですね」とベルトコレクターも目指すという。

　今年の原口の目標は、世界への飛躍。原口は昨年8月にペットパノムルンとの再戦で勝利することはできなかったが、前回は昨年12月に第2代GLORYフェザー級王者のセルゲイ・アダムチャックを完封している。世界へのリスタートがテーマだ。最後に原口は、「ペットと対戦した後の9か月間で成長できたし、まだまだやれるなというのがあった。負けたけど、格闘家としてのレベルは上がったと思います」と自信を持つ。

　原口が、世界タイトルを手にすることができるか期待が集まる。

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