2023/02/16（木）UP
（最終更新：2023/02/16 16:32）

RIZINの会見に出席した芦澤竜誠（左）と皇治

　4月1日（土）丸善インテックアリーナ大阪にて開催される格闘技イベント『RIZIN.41』の記者会見が2月16日（木）都内にて行われた。
　既に対戦が発表されていた皇治（TEAM ONE）vs芦澤竜誠（Battle-Box）は「RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R」で対戦する。

【フォト】芦澤の蹴りが皇治にヒットする瞬間、バチバチの両者（写真12枚）

　芦澤は“K-1の問題児”として知られ、昨年末にはK-1との契約が満了。大晦日のRIZINで電撃参戦を発表して、皇治へ対戦アピール。皇治もリングに上がり対戦を受ける構えを見せ、正式に対戦が決まった。芦澤からは「MMAでやんのか？」との呼びかけも大晦日にあったが、お互い本職のキックルールでの戦いとなった。

　芦澤は「ラストマッチの相手に皇治は相応しいと思うので、必ず勝ってキックボクシングは良い思い出で終わりたい。次からMMAに行くので」と意気込む。皇治は「何もないですけど『ようこそドジョウ君RIZINへ』って感じです」とコメント。

会見中、芦澤が皇治に蹴りで襲い掛かる

　その後、記者から芦澤に対して「皇治戦をなぜ断ったのか？」との問いかけがあると、芦澤は「断ってない」と断言。RIZIN側から最初はボクシングルールでのオファーがあったことを明かし「そんなルールでやるわけないだろ。せめてキックルールだろ。（大晦日のリング上で）RIZIN側からは『ルールのことは言わないで下さい』と言われたけど、速攻で（皇治に）何ルールでやるんだと言った」とする。どうやら芦澤としては、皇治とMMAルールでの戦いを望んでいるようだ。

　皇治は「かわいいなと。喧嘩を売っているのに、ごちゃごちゃ言っている時点でくそかっこ悪い」とコメント。すると芦澤がヒートアップし「だったらMMA、何でもありでやればいいじゃん。MMAでやれよだったら。雑魚！MMAでやれよ」などと執拗にMMAルールマッチを要求。

フェイスオフでも乱闘寸前となった

　皇治も「お前が一番雑魚。興奮するなドジョウ。お前とMMAでやっても面白くない。お前はぬるぬるする」などと引かず。その後も皇治は「お前がずっと負けるから（自分に）追いつけなかっただけ。お前が勝っていたら（試合を）やっとったわ。お前はすぐやられる。MMAとか言う前にすぐひっくり返らないように頑張れお前は」、芦澤は「こいつ終わらせるので。NARIAGARIもなんだ。BreakingDownのパクリだろ」などとお互いにアナウンサーに止められるまで言い合い。

　さらに、芦澤が「ところでお前喧嘩すんの？今ひっぱたくぞ」と言い、皇治は「叩いてみろ、来い」と応答。次の瞬間、芦澤は皇治に襲い掛かり、蹴りを一発お見舞い。スタッフに止められ、事なきを得た。その後も芦澤は「口だけだな雑魚」、皇治は「お前を触るのにはこれが必要」と言って、ゴム手袋をつけるなど収集がつかない状況に。フェイスオフでも乱闘寸前になるなど、バチバチの両者だった。リング上での決着を期待したい。

＜対戦決定カード＞
▼RIZINキックボクシングルール（61.0kg） 3分3R
皇治（TEAM ONE）
vs
芦澤竜誠（Battle-Box）

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