2023/02/20（月）UP
（最終更新：2023/02/25 21:19）

ブレイキングダウンの社長に就任した朝倉未来が、大会総括と次回大会開催に向けてコメントした

　昨日19日に開催された『BreakingDown7（ブレイキングダウン）』大会後、朝倉未来が囲み取材で今大会を総括し、次回大会は1万人規模の会場で自身も出場する可能性があることを示唆した。だが朝倉は、RIZINでの牛久絢太郎との大一番を控えている。5月開催予定の『BreakingDown8』に、牛久戦がどんな影響を与えるのか気になるところだ。

【フォト】朝倉と牛久が試合決まった直後にグータッチ

　今回のブレイキングダウン7は、川島悠汰と対決予定だった元ボクサーの飯田将成が交通事故により欠場したことやSATORUが襲撃騒動で連絡が取れなくなり試合中止となったこと、またライブ配信中に映像が流れなくトラブルに見舞われるなど、予期しないことが続いた。

　ブレイキングダウンの新社長に就任して一発目の大会で朝倉は、こうした不測の事態に直面し、「いろんなことが起こるブレイキングダウンですが、視聴者（会場の観客含めて）の方が寛大で助かっている部分があります。僕らも成長させていただいています」と感謝の言葉を述べた。

　運営側の発表によると、今大会の会場チケットは完売し、PPVは過去最高の販売を売り上げたという。改めてブレイキングダウンの勢いを感じる大会となった。

　そして気になる次回大会だが、「まだ場所は言えませんが、5月に1万人規模の会場で開催を予定しています」と明かした。そして、「1万人規模だと僕が出ないと埋まらないので、僕が出る可能性もあります」と続けた。

　朝倉の次戦は、RIZINの大会で牛久絢太郎との試合が決まっている。4月30日（日）か5月6日（土）が有力視されているが、5月開催のブレイキングダウン8の試合に影響がないのか質問が飛ぶと「すべては僕の次の試合次第です」と朝倉は言う。また、ブレイキングダウン8が延期なる可能性については、「それも試合次第」だとコメントした。

　もしも朝倉がケガをするなどしてブレイキングダウン8に出られない場合は、大会が延期になることもあるのかもしれない。大会が終わったばかりのため具体的な話には至らなかったが、正式な発表を待ちたいところだ。

　どちらにしても朝倉と牛久の試合の行方が、今後のブレイキングダウンも含めて、日本格闘技界のターニングポイントの一つになりそうだ。

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