【RIZIN】井上直樹、元ベラトール王者アーチュレッタを迎え撃つ「今回もしっかり勝つ」

2023/03/06（月）UP
（最終更新：2023/03/06 17:31）

　5月6日（土）東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.42』の対戦カード発表記者会見が、3月6日（月）都内にて行われた。
　［RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）］で井上直樹（セラ・ロンゴ・ファイトチーム）vsフアン・アーチュレッタ（アメリカ）の注目カードが決まった。

【動画】井上が元谷から鮮烈な一本勝ちを収めた瞬間！

　この試合の勝者は、同大会で行われる朝倉海（トライフォース赤坂）vs元谷友貴（フリー）の勝者と対戦予定。今年7月大会で、堀口恭司の返上した王座をかけて「王座決定戦」に挑むことになる。

　井上は日本人史上最年少の19歳でUFCと契約したオールラウンダー。RIZINに参戦後は、トレント・ガーダム、元谷友貴、石渡伸太郎ら強豪選手相手に5連勝をマーク。しかし、21年大晦日にRIZINバンタム級JAPANグランプリで扇久保博正に判定負け。その後は22年12月に瀧澤謙太にアームバーで一本勝ちして、再起を果たしている。

　意気込みを求められると「ベラトールのチャンピオンクラスと対戦できることに本当に感謝しています。チャンスはめったに来ることがないので、RIZINの方々、アーチュレッタ選手にも感謝しています。今回もしっかり勝って、次に繋げます。押忍」とコメントした。

　対するアーチュレッタは昨年大みそかのRIZIN x Bellatorの対抗戦で韓国強豪キム・スーチョルに勝利。その激闘ぶりから再来日を期待する声が多く上がっていたが、今回RIZINベルト獲得に絡むチャンスを得た。RIZINから堀口恭司がベラトールに上がったように、今回は逆にアーチュレッタがRIZINに参戦を果たす。王座戴冠となった場合は、継続参戦にも期待される。

　日本で再び試合をすることが決まり「日本に戻れるよう、練習はしていました、それがその通りになって非常に嬉しく思っています。今回に2人のプロモーターが話し合って選手の行き来ができること、他の団体のベルトに挑戦できること、このような流れを作ってくださって、私たちは素晴らしい環境にいると思います」と感謝の言葉を口にする。

　そして「大会当日は朝倉選手、元谷選手、そして対戦相手の井上選手と共にバンタム級が盛り上がるような試合をして、自分がRIZINのチャンピオン、顔としてやっていくことを楽しみにしています」との野望を語った。

　UFCに参戦経験のある井上だが、アーチュレッタクラスの強豪外国人選手との戦いは久しぶりだろう。果たして井上はアーチュレッタの野望を打ち砕くことができるか。

＜対戦決定カード＞
▼RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）
井上直樹（セラ・ロンゴ・ファイトチーム）
vs
フアン・アーチュレッタ（アメリカ）

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