【UFC】元王者アンデウソン・シウバが殿堂入り、最多連勝記録を保持、PRIDEでも活躍
世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』は元UFCミドル級世界王者のアンデウソン・シウバ(47=ブラジル)が2023年のパイオニア部門での殿堂入りしたことを発表した。
シウバは2006年10月から2013年7月までUFCミドル級王座に君臨。長い手足から繰り出すムエタイ仕込みの強打を武器に、16連勝のUFC最多連勝記録を樹立し、全階級を通じて史上最も長く王座に就いた。
2020年10月のユライア・ホール戦(4回KO負け)がオクタゴンでのラストマッチ。日本での活躍は、2001年8月に修斗ミドル級王座決定戦で、桜井“マッハ”速人を判定で下し、同級王座を獲得。2000年代の頭にはPRIDEに参戦し、長南亮らと激闘を重ねた。MMA通算成績34勝10敗1無効試合。
UFCリリース後は現役引退かと思われていたが、2021年にボクシングで復帰。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアに判定勝ちすると、ティト・オーティスにKO勝利。直近では22年10月にジェイク・ポールと対戦し判定で敗れている。
既に発表済みだが、シウバのほか、元UFC世界フェザー級王者のジョゼ・アルド(36=ブラジル)、元UFC世界ライト級王者のジェンズ・パルヴァー(48=米国)も今年の殿堂入り。式典は7月に米ラスベガスで実施される予定だ。
▶︎次ページは【動画】シウバの激闘KOシーン(殿堂入り紹介映像)
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