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【UFC】エドワーズがウスマンのリベンジ退け初防衛、蹴りでペース握り3度目の決着戦制す

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2023/03/19(日)UP

エドワーズのパンチにウスマンの顔が歪む

WME-IMG
『UFC 286』
2023年3月19日(日・日本時間)イギリス・ロンドン O2アリーナ

▼UFC ウェルター級タイトルマッチ
◯レオン・エドワーズ(ジャマイカ)
判定2-0 ※48-46×2、47-47
●カマル・ウスマン(ナイジェリア)
※エドワーズが初防衛に成功

ハイキックで攻めるエドワーズ(@ufcより)

 王者エドワーズは20勝3敗で現在ノーコンテストを挟んで10連勝中。188㎝のリーチを活かした打撃でドナルド・セローニ、ハファエル・ドス・アンジョスら強豪を下すと21年にはネイト・ディアズに勝利。続く22年8月に行われたウスマンとのタイトルマッチでKO勝利しタイトルを手に入れた。

 対するウスマンはUFC史上初のアフリカ出身王者で、KOできる打撃に加えレスリング、グラウンド全てにおいてハイレベルなコンプリートファイター。19連勝、5度の防衛に成功しウェルター級で絶対王者として君臨したが前戦ではエドワーズにまさかの敗北。王座奪還を懸けてダイレクトリマッチに臨む。

 両者はこれが3度目の対戦。1度目は15年12月に対戦し、その時はウスマンが判定勝利。2度目は前戦で、終盤までウスマンが優位に試合を進めたが、最終ラウンド残り1分でエドワーズが左ハイキックで逆転KO勝ち。ウスマンから王座を奪いとった。3度目のラバーマッチはウスマンのリベンジか、それともエドワーズが地元イギリスで挑戦者を返り討ちか。

 1R、互いにフェイントをかけあいタイミングを窺う中、エドワーズのカーフキックが当たる。ウスマンはスイッチを繰り返して距離を測るとタックルでケージに押し込むがエドワーズは上手く体を入れ替え離れる。間接蹴り、ミドルなどエドワーズの蹴りが当たる。

 2R、エドワーズがロー、ミドルを蹴るがウスマンは構わず詰めると右ストレート、さらにタックルでテイクダウンを取る。エドワーズは立つと逆にタックルへ行くがウスマンはしっかり切ってパウンドを当てる。再びスタンドになるとエドワーズは関節蹴りで距離を取る。

 3R、片足タックルでウスマンがテイクダウン。エドワーズは立ちあがるが、再び倒されそうになるとケージを掴んで耐えたため、減点1となる。スタンドから再開となるとロー、ミドルのエドワーズにウスマンはジャブを突く。

 4R、遠い距離から蹴りを出していくエドワーズにウスマンはじりじりとプレッシャーをかけてパンチ。ウスマンはタックルから尻餅を着かせるもエドワーズはすぐに立つ。

 5R、左ハイキックのエドワーズにウスマンはしっかりとガード。タックルに行くウスマンだがエドワーズは受け止めてテイクダウンを許さない。離れてジャブ、ローを当てるエドワーズに、ウスマンは再三タックルを狙うがエドワーズを寝かせることはできないまま試合終了。 判定はジャッジ一者がドローも、二者はエドワーズを支持。3度目の決着戦を制して、地元イギリスでエドワーズが初防衛を果たした

エドワーズが王座防衛に成功

 試合後マイクを持ったエドワーズは、判定に自信はあったかを聞かれると『100%あった。テイクダウンも奪わせなかったしキックも当たった。拮抗しているのは分かっていた。でもプレッシャーをかけられてもこちらが打撃を当てればいいと思っていた』とコメント。
 そして次戦について聞かれると、リングサイドに来ていたコルビー・コヴィントンを見て『彼とも対戦する縁があるかもしれない』と防衛戦についても語った。

 一方、敗れたウスマンは『勝てるだけのことはやったと思う。もちろん接戦だったが、ゲームプランもしっかりしてたし上手く戦えたと思う。まだ俺は終わっちゃいない』再起を誓った。

※全試合結果はこちら

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