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【RISE】大雅が”心臓のあたりに痛み訴え”試合欠場理由を兄HIROYAが明かす

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2023/03/28(火)UP

試合前日25日の計量時の大雅

 3月26日(日)『RISE ELDORADO 2023』では一馬(MONSTAR GYM/同級1位)と、対戦予定だった大雅(TRY HARD GYM/同級7位、元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)によるスーパーフェザー級(-60kg)の試合が、当日に急遽中止に。大雅は前日計量後に体調が悪化し、選手の健康状態を考慮して試合中止に至ったという。
 これについてTRY HARD GYM代表で大雅の兄であるHIROYAが、ジムの公式サイトで詳しい経緯を説明した。

【フォト】計量時の大雅、かなり頬がこけた様子で計量台につかまって立つ

 HIROYAによると、大雅は計量前日の24日、ランニングをしている際に「強い吐き気を感じ、その後何度か嘔吐」をしたと言う。大雅からは「心臓の当たりに痛みを感じる」と訴えがあったが「本人の要望により体重を落とすことを優先し」ランニングを続けたとのことだ。

 そして計量当日の25日「朝、残り数キロでしたが、やはり心臓の痛みが治まらず動くことは得策じゃないと思い、汗がよく出るサプリを飲み、通常通り半身浴をいたしました」と運動はせずサプリによって発汗を促したと言う。

 その後、規定体重の60kgジャストを確認し会場へ向かったが「その道中で異常なほどの汗が出続けてしまい」計量では58.7kgという、異例の1.3kgアンダーとなってしまった。

 この”異常なほどの汗”についてHIROYAは「嘔吐を繰り返した上で飲んでしまったことなど、マイナス要因が重なりサプリが効きすぎてしまったのか」と推測している。

 計量後、会見はHIROYAの判断で欠席し、病院で点滴を行った。帰宅しても「心臓の痛みが強く寝たきりのような状態になってしまい、救急病院へと連れていきました」と、前日夜にも救急へかかったと言う。

 そして診断されたのが『縦隔(じゅうかく)気腫』だ。
 縦隔とは、胸の中心にある左右の肺の間にある空間のことで、心臓などの臓器がある。気腫とは、そこに漏れた空気や遊離ガスがたまる状態だ。大雅が”心臓の痛み”を訴えていたのもこのことだろう。

 医師からは入院を勧められたが「本人が強い拒否を示し」入院せず試合に臨むことに。しかし朝になっても回復することはなく、試合会場に向かうとドクターストップで試合中止。その後救急車で搬送されることになった。

 搬送された病院で検査を行うと『縦隔気腫』の診断が改めて下った。
 発症の理由として「3/24計量前日、強い嘔吐をした際肺に強い圧力がかかり2箇所破けたことが原因とのことでした」と、ランニングの際に嘔吐した時に肺が破けたと言う。

 現在、大雅の状態は「治療方法が肺の穴が自然に閉じることを待つことしかないとの事なので自宅にて絶対安静をしております。ただ、試合前のように歩くのもままならないような状態ではありませんのでご心配頂いている皆様はご安心頂けますと幸いです」と回復に向かっていると言う。大雅の1日も早い体調回復を祈りたい。

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