2023/04/20（木）UP
（最終更新：2023/04/20 07:49）

RENAは復帰戦へ向けて自信を見せた

　4月29日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』の[RIZIN MMA Rules/51.0kg]で、クレア・ロペス（フランス）と対戦するRENA（SHOOTBOXING/ シーザージム）が練習を公開し、AACCの澤田龍人を相手に飛びつき腕十字を極める動きを繰り返し好調をアピールした。

【フォト】RENA、公開練習で飛びつき腕十字！

　公開練習後、RENAはケガについて「とくに不安はないです。手術とかなかったので、技術を学ぶ時間ができました」と問題なく戦うことができると明かした。テーマについては「RIZINのハワイ大会へ向けて、負けられない戦いになります」と今回の試合をステップボードに、今夏開催の噂があるRIZINハワイ大会出場を目指す計画のようだ。

伊澤星花の名前を出して対戦をアピールしたRENA

　だが、対戦相手のロペスは過去に器械体操を習い、ムエタイのアマチュア大会では銅メダルを獲得。その後17年からMMAのリングに上がり、ムエタイ仕込みの打撃に加えて、得意のリアネイキッドチョーク、パンチ、ギロチンチョークでデビュー3連勝。現在は中南米で圧倒的な支持を得ている米MMA団体『Combate Global』のアトム級2位にランクインしている強豪だ。

　簡単に勝てる相手ではないがRENAは、「たしかに何でもできるという印象で、リーチもありそう。KO、一本率が高い選手でもあります。でも、私もそこは自信があるのでKOか一本で極めると思います」と完全決着を予想した。

　RENAは、負けられない理由として「私にはやり残したことがあります。戦いたい選手がいます」とコメント。そして、「伊澤（星花）選手は強いので、私しか相手がいないかなと思っています。山本美憂選手との試合は決まっていますけど、私が出ないと女子格闘技が盛り上がらなくなってしまうんで」と伊澤の名前を挙げた。

　RENAは昨年7月に開催されたRIZINスーパーアトム級GPに参戦し、初戦はアナスタシア・スヴェッキスカを撃破し、2回戦へ進出したものの、怪我による欠場でトーナメントを辞退し、熱望していた伊澤戦は実現しなかった。伊澤との因縁対決が実現しなかったことが心残りだという。

　だが、そこに進むためには、今回の大会でロペスに勝たなければいけない。約9ヶ月ぶりの試合で勝って、因縁の対決に進められるのだろうか。

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