ONEと契約の武尊「今は目の前の試合に集中」”格闘家”人生最後の挑戦に向け
K-1元三階級制覇王者の武尊(31=team VASILEUS)が昨夜28日、アジア最大級の格闘技団体『ONEチャンピオンシップ』のと契約し、ロッタン戦に期待する声など大きな話題となっているが、武尊は29日朝、自身のTwitterで高速ミット打ち動画を披露、「格闘家人生最後の挑戦の為に今は目の前の試合に全集中、6.24必ず勝つ!」と意気込みを添えた。
【フォト】恐怖!ロッタンが前進し天心を攻める!!激闘の写真!、武尊の高速ミット打ち動画も
武尊は4月8日からアメリカ合宿に入り、ボクシング中心のトレーニングに励むが、今回の投稿では合宿の打ち上げを報告「アメリカ合宿やりきった 限界まで心身追いこめて良い時間過ごせた」とし、前述の「格闘家人生最後の挑戦の為に今は目の前の試合に全集中、6.24必ず勝つ!」と続けた。
ONEのCEOチャトリ氏は昨夜28日夜、自身のFacebookにて「 日本のK1スーパースター、世川武尊がONEと独占複数試合契約を締結しました!間違いなく、ONEは地球上で最も優れた世界チャンピオン・ファイターの本拠地です!」と報告。その中で武尊に対決をアピールしていたONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)の対戦も入っていると見られる。武尊もロッタン戦を熱望しており、武尊の言う ”格闘家人生最後の挑戦”とはロッタン戦が大きいのではないかと思われる。
ロッタンは18年6月に那須川天心と激闘したことでも知られる。延長に入る激闘。那須川のパンチが入っても鬼の形相で向かっていった打たれ強さが印象的だ。那須川も最も強かったのはロッタンと語っていた。那須川を最も苦しめたロッタンに武尊はどう戦うのか、ワクワクさせる。
武尊は昨年11月、K-1との期限満了に伴う契約解除を発表。そして来たる6月24日(土・現地時間)フランス・パリで開催される『Impact in Paris』の[ISKA K-1ルール世界61kgタイトルマッチ]として、63.5kg王者のベイリー・サグデン(25=英国)と王座決定戦を行うが以降、ONEで戦うことになりそうだ。武尊の格闘家最後の挑戦を追っていきたい。
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