武尊がフランスで世界王座に挑む！相手のサグデンは元GLORY3位の激闘派

2023/03/29（水）UP
（最終更新：2023/04/28 22:29）

　K-1三階級制覇の武尊（31=team VASILEUS）が29日、緊急記者会見を行った。武尊は6月24日（土・現地時間）フランス・パリで開催される『Impact in  Paris』の［ISKA K-1ルール世界61kgタイトルマッチ］として、63.5kg王者のベイリー・サグデン（25=英国）と王座決定戦を行う。3分５R、K-1ルールで行われ、ABEMA　PPVの独占生中継となる。　

【動画】サグデンが猛攻でKO勝利！相手は背を向け逃げ出す

　会見に出席した武尊は「やっと復帰戦が発表できて嬉しい。K-1にいたころから海外で試合をしたいと言っていた。ISKAは世界でも権威のあるベルト。（別の相手と）1年前に流れたことがあったんで、そのリベンジじゅないけど、世界に日本の格闘技界にはこんなおもしろい選手がいるんだよと、世界から注目される試合にしたい」と力強く意気込んだ。

　那須川天心戦以来、休養宣言をしていた武尊が、約1年ぶりの試合だ。昨年6月の『THE MATCH』後、武尊はケガやパニック障害などのメンタル疾患の治療を理由に休養。公式試合は行わず、タイやアメリカで修行を行ってきた。11月にはK-1や所属ジムKRESTとの契約解除を発表している。

　相手のサグデンはキックボクシング王者を父に持ち、4歳からキックボクシングの練習を開始。アマチュアで名だたる戦歴を積んだ後、15年にデビューすると7連勝。17年にGLORYに参戦すると、現在まで8戦し、65kgのランキング最高3位まで上り詰めたこともある。22年3月にISKA K-1ルール世界63.5kg王座を獲得した。今回は2階級制覇を狙う。

　サグデンはアグレッシブに止まらない手数で前へ出る激闘派ファイターで、戦績は15勝（3KO）6敗1ノーコンテスト。
 　昨年9月のK-1の［第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント］にエントリーしていたが、足首の骨折で欠場していた。

　武尊は20年3月にISKA世界ライト級（-61kg）王者アダム・ブアフフと、自身のK-1ベルトも懸けダブルタイトルマッチを行うはずだったが、コロナ禍の影響で流れていた。
　武尊は、自身初のISKAベルトを再起戦で奪取することが出来るか。

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