2023/05/18（木）UP
（最終更新：2023/05/18 18:25）

山口侑馬はチャンヒョン・リーとオープンフィンガーグローブで対戦

　7月2日（日）エディオンアリーナ大阪にて開催される『RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』の対戦カード発表会見が、18日、都内にて行われた。
　同大会は-54kg世界トーナメント、原口健飛の国際戦の他にも注目カードが揃っている。とくにオープンフィンガーグローブ（OFG）マッチ-63kg契約では、チャンヒョン・リー（韓国/RAON）と山口侑馬（道化倶楽部）の試合が決定した。“韓国の鉄拳”と呼ばれるチャンヒョンがオープンフィンガーで試合をしたら、とんでもないことになりそうだ。
　また、-62kg契約でRyuki（フリー）とイリアス・バニス（モロッコ/Vos Gym）の試合も決まった。

【フォト】“韓国の鉄拳”チャンヒョンが豪快パンチでKOの瞬間

　チャンヒョンは、“韓国の鉄拳”の異名通りのパンチを武器に日本人ファイターたちを次々と撃破。22年7月には約2年半ぶりにRISEのリングへ上がり、一馬を逆転KOに下してその強さを見せつけた。10月には中村寛をKO、今年1月には常陸飛雄馬から勝利を収めて、初のOFG戦でどんな試合を見せるのか注目を集めそうだ。

　チャンヒョンを迎えるのは、山口侑馬。21年5月から兄・裕人とともにRISE初のOFGマッチから定期参戦していることもあり、このルールではチャンヒョンよりも先輩になる。山口は「あんなやつにオープンフィンガーでやらせたら、ヤバいっすね」と言いつつも、「ワクワクの方がでかい。不安はない。ああいう選手を相手にした方がいいパフォーマンスできる。結構、期待してもらってもいいかも」とニヤリと笑った。

　兄の裕人は、今年3月のタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラ戦をOFGルールで戦い、大激戦の末に2R KO勝ちを収めた。大会MVPの呼び声も高く、弟の侑馬に対する期待も爆上がり中だ。侑馬は「兄が名前をあげてくれているのもあるけど、波に乗れる自信がある。勝てると思っています」と強気のコメントを残した。

MMAに挑戦していたRyukiがRISEに復帰

　また、Ryukiが4年ぶりにRISEのリングへ戻ってくることとなった。Ryukiは19年7月にRISEで中村寛から判定勝ちを収め、MMAに転向。昨年3月には『RIZIN.34』で山本歩夢を1R TKOに下し、MMAで4戦3勝1敗の戦績を残した。
　今回のRISE復帰について「MMAの練習をするにあたって打撃の感覚がよくなってきて、いまキックやっても面白いかなと。そろそろ格闘技人生は最後だと思ってきているんで、楽しいことをやっていきたいと思っています」とRyuki。イリアス・バニスとの一戦で、どんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。

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