【K-1】フィジカル強化の松倉信太郎「チャンピオンになる約束を守って終わりたい」＝6.3

2023/06/01（木）UP
（最終更新：2023/06/01 10:39）

　6月3日（土）に神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2023～初代ミドル級王座決定トーナメント～』で「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」に出場し、一回戦でヴィニシウス・ディオニツィオ（ブラジル/ブラジリアンタイ）と対戦する松倉信太郎（日本/team VASILEUS）が公開練習を行った。

【動画】トーナメント制覇に向け松倉信太郎がフィジカルも強化！

　2022年4月にK-1 GROUPへ電撃復帰した松倉。復帰後は3戦2勝1敗で、その1敗は2022年9月に神保克哉に喫したものだが、松倉は敗因を「K-1という競技に適応できていなかった」と語る。

「他団体の強い選手がK-1で負けちゃうのは、競技として全然違うから」という答えにたどり着き、ボクシングテクニックの習得とフィジカルの必要性を強く感じたという。公開練習ではダンベルやメディシンボールなどを使ったフィジカルトレーニングの様子を披露、躍動する肉体からは従来の松倉を超えるパワーが感じられた。

　1回戦の対戦相手ディオニツィオは今年3月の『K’FESTA.6』で松倉が敗れた神保からダウンを奪い勝利している。松倉はディオニツィオを「すごい強いですよね。神保選手はあの流れなら日本人相手になら勝てたと思いますが、外国人特有の体の強さで押し切って勝ったのは脅威だと思います」と分析する。

　世界各国からの強豪選手も並ぶトーナメントを前に松倉は「（動きを）調整しながら勝てるようなレベルじゃない。一試合一試合全力で戦って、最後までやりきるしかない」と覚悟を決める。準決勝、決勝で戦いたい相手という問いにも「もう自分のことで必死。日本人同士で勝ち上がってやれれば一番わかりやすいですけど、誰と戦いたいとかいうのはそんなにないですね」とコメント。

　松倉は自身の格闘技のキャリアを「まだ何かを成し遂げたという感覚はなくて、何かひとつ成し遂げて終わりたい」と捉える。「色々なものがすごいタイミングで揃った」このトーナメントで「いろいろな人にチャンピオンになりますと言ってきたので、その約束を守って終わりたい」という。果たして、自身の理想のエンディングに向け、トーナメントを制覇しベルト戴冠なるか。

＜対戦カード＞
▼第4試合　K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
松倉信太郎（日本/team VASILEUS）
vs
ヴィニシウス・ディオニツィオ（ブラジル/ブラジリアンタイ）

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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