【ベラトール】パトリシオ“ピットブル”の3階級制覇なるか、バキバキマッスルで計量パス！王者ペティスと睨み合い=6.17

2023/06/16（金）UP
（最終更新：2023/06/17 06:53）

　6月16日（日本時間17日）に米国イリノイ州シカゴで開催される総合格闘技イベント『Bellator 297』の前日計量が16日に行われた。
　ダブルメインイベント第1試合、バンタム級タイトルマッチ（135ポンド/61.23kg）にて対戦する、3階級制覇を狙う挑戦者のパトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が134.2ポンド（60.87kg）、王者のセルジオ・ペティス（米国）が134ポンド（60.78kg）で共にパスした。

【フォト】パトリシオ、バキバキなマッスルポーズ！王者ペティスと睨み合い

　これまでライト級、フェザー級の頂点に君臨したパトリシオ。今回はさらに低い階級のため、かなり絞り込んだバキバキの肉体を披露した。減量苦の様子は一切なく、王者ペティスを睨みつけると、ペティスが肩にかけるベルトを指差しながら、ベルト奪取をアピールした。

　パトリシオはベラトールの現パウンド・フォー・パウンドにして、史上3番目となる2階級制覇王者。キャリア35勝で23フィニッシュと、高い決定率を誇る。前戦は大晦日のRIZINでクレベル・コイケに判定勝利した。

　対するペティスは元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスの実弟。UFCで14戦した後、20年にベラトールへ移籍し、21年のタイトル戦で当時の王者フアン・アーチュレッタに挑み勝利した。前戦は21年12月に堀口恭司をKOで下し初防衛に成功。しかし、その後に練習中に右ヒザの前十字靭帯を損傷、治療のため長期離脱していた。

　果たして、パトリシオは3階級制覇の偉業を成し遂げるのか、それとも、負傷復帰のペティスがV2成功なるか。

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