【RIZIN】「クレベル砕く!」鈴木千裕、KOパンチの爆発力は何と空手の”巻き藁!”その理由とは
6月24日(土)に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催の『RIZIN.43』の個別インタビューが22日、札幌市内のホテルで行われた。
メインイベントの[フェザー級タイトルマッチ]にて、王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に挑む鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が登壇。破壊力抜群のKOの理由は何と伝統的な空手稽古”巻藁”にあると語った。それは何故か。
鈴木は21年9月にRIZIN初参戦し、昇侍に秒殺KO負けするも、山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和と次々に連勝、前戦では元ONEランカーの中原由貴にKO勝利し評価を上げた。さらにキックボクシング団体『KNOCK OUT』の王者でもあり、“二刀流”を公言し、今年3月にはブラジルのキック7冠王を右フックで秒殺KO勝利するなど絶好調だ。
インタビューに応じた鈴木は現在の心境を聞かれると「いつも通りです。タイトルマッチだからといって変わったところはないです」と特別に気負った様子もなく、ほどよい緊張感を持続している印象を残した。
RIZINのオフィシャル映像で五味隆典との練習風景が配信されたが、フィジカル中心に鍛え上げられたことで「試合に勝つチャンピオンになる気持ち、メンタル面を強化できた」と大きな自信につながっていることをうかがわせた。
6月15日に行われた公開練習で鈴木はMMAの寝技について「ぶっちゃけ力ですね、寝技は。どんなに腕十字や三角絞めに入られても、思い切り力で抜いたら外れる。ボブ・サップも言っていましたが、“パワーの前では技術は無意味”なんです」と自論を展開したが、この意見についてクレベルは自身のYouTubeチャンネルで「技術と気持ちが一番」と反論している。
この意見をさらに鈴木へ投げかけると「どっちが正しいかリングで決めようぜ」と不敵に返した。
鈴木の破壊力抜群のパワーは、これまでの試合で立証済みだが、空手の“巻藁”を拳で叩く鍛錬法を取り入れているとの噂があったため確認すると、「事実です!小学6年からやっています。鍛錬、積み上げが一撃の重みをつけてくれるので取り入れてます!」と“クレイジー・ダイヤモンド”の原点を明かしてくれた。
彼は伝統派空手出身だが、“巻藁”を拳で叩き続け、“ダイヤモンド”のような硬さになるために磨きをかけてきたのだろう。鈴木は「クレベルを砕く」と今回のインタビューで話していたが、磨き続けてきた“ダイヤモンドの拳”が、本当にクレベルを砕くことになるかもしれない。
▶次ページは【動画】これが鈴木の“巻き藁”稽古!強烈な突き連発!
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