【RISE】17歳の那須川龍心が”過去一”バキバキ度で計量パス！再起戦へ進化=6.23

2023/06/23（金）UP
（最終更新：2023/06/24 02:38）

　6月23日（金）東京・後楽園ホールで開催されるキックボクシングイベント『RISE 169』の前日計量が22日（木）都内にて行われ、第8試合フライ級（-51.5kg） で対戦する那須川龍心（17=TEAM TEPPEN）は51.45kgでパス。これまでよりも割れた腹筋とキレのあるボデイを見せた。
　対する相沢晟（17=TARGET）は51.35kgで計量パスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

【フォト】那須川龍心の成長したバキバキボディ、過去との比較も

　龍心は那須川天心の実弟。アマチュア大会で経験を積み、昨年4月のプロデビュー戦は勝利で飾るも、続く6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。8月よりフライ級に階級を下げ平山龍馬、吉田亮汰朗、KOUJIROに勝利したが、今年2月大会で塚本望夢に判定負けとなった。今回が再起戦だが、前回よりも増した筋肉のキレからさらに追い込んで来たのは見て取れる。

　対する相沢は、昨年10月にプロデビューを果たした龍心と同じ17歳。そのデビュー戦では右ストレートを炸裂させ1RKO勝利で大会MVPも獲得したが、2戦目はドロー。那須川とはアマチュア時代に対戦し黒星を喫しているため、プロのリングでリベンジを誓う。

　再起戦を迎える龍心は「今回試合が決まってSNSでボロカス言われたので試合が楽しみです。明日は自分の変わった姿を見せたい」と進化した姿を見せたいという。2月からボクシング特訓を行っており、「パンチの質はめちゃくちゃ上がっています」とパンチに自信を見せ、さらに「練習の時から調子が良くて、倒せるイメージしかない。蹴りでもパンチでも倒せる武器を作ってきました」と倒し切るイメージは出来上がっている様子。

　兄・天心からこの一戦に向けて何かアドバイスがあったかと聞かれると「頑張れよと。ブレずに集中していけと言われました」と話した。

　対するRISE初参戦の相沢は「初めてRISEに出るのですが、こんなに後ろの8試合目でチャンスをいただいたのでしっかりとインパクトを残して勝ちたいと思います。相手は避けるのが巧く、スピードが速い印象があります。倒す技を何パターンか考えていて、今は言えませんが明日の試合をみてもらえれば」と、こちらもKO決着に自信をのぞかせた。

　倒せる武器を作ったという龍心、そのとおりKOで再起を飾れるか。本日23日、後楽園ホールでの再起に注目される。

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