【RISE】那須川龍心、兄・天心の影響受けパンチ強化!再起戦に「圧倒して勝たないとダメ」
6月23日(金)、東京・後楽園ホールで開催される『RISE 169』のフライ級(-51.5kg)で相沢晟(TARGET)と対戦する那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級5位)が、所属ジムにて公開練習を行い、パワフルなミット打ちを1ラウンド披露した。
【フォト】那須川龍心が元ボクサーにパンチをヒットさせたシーン
那須川は昨年4月の『RISE ELDORADO 2022』でプロデビュー。シュートボクサーの笠原直希を相手に判定勝ちで初陣を飾ったが、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。8月よりフライ級に階級を下げて3連勝したが、今年2月には塚本望夢に判定負け、今回が再起戦となる。
対戦相手の相沢は、昨年10月にプロデビューをはたし若原快からKO勝ち。今年1月に『DEEP☆KICK ZERO 05』で木下亜輝斗と対戦してドローに。
2人はアマチュア時代に3度対戦し、那須川が2勝1敗で勝ち越している。
那須川は相沢に対して、「でかい」印象だという。通算対戦成績で勝ち越していることもあり、「圧倒して勝たないとダメ」と意気込みを語った。
判定負けとなった前戦を振り返り、「手応えがあったところと、ダメなところを感じた試合でした」と、敗北後からこの4カ月で自分の反省点を強化してきたと明かした。試合前のため具体的な内容までは語らなかったが、パンチの強化もその一環なのだろう。兄の天心がボクシングデビューをはたしたことで、龍心もパンチの打ち方や距離感などの指導を受けスキルが上がったと明かす。
気になったのは、プロデビューしたことで兄・天心の戦績と比較されること。その点については、「べつに気にしていませんけど、負けた時は、そういうのは一番きますね。でも天心には天心のキャリアがあるし、自分には自分のキャリアがある」と分けて考えているという。
ここまでの戦績(6戦4勝2敗)が順調とは思っていないようだが、天心のように無敗というのは誰でもできるものではないと受け入れているのだろう。
また、龍心からは悲壮感のようなものはほとんど感じられない。その理由について聞いてみると「マイナスな人は、徳がないように思います。自分はすべてをさらけ出すようにしていますが、ポジティブに考えた方が楽しいじゃないですか」と笑った。
龍心は、昨年8月からフライ級に階級を下げているが、「身長が162センチから164センチに伸びたのと、フィジカルトレーニングをしているため体重は58キロから60キロに増えました。フライ級は、今年までかもしれません」と減量が厳しくなっているともいう。
身体の成長と、技術の向上。兄・天心との比較というプレッシャーに潰されずに、冷静に分析する能力。とても17歳とは思えない。龍心が、これから大化けする可能性は十分にあるだろう。
今回の再起戦で、那須川龍心がどんな姿を見せてくれるのか、楽しみだ。
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