【RIZIN】“朝倉未来の愛弟子”西谷大成、KO負けデビューに「何も見せられなかった、悪い癖がでた」と悔恨の涙

2023/06/25（日）UP
（最終更新：2023/06/25 01:07）

　6月24日（土）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催された『RIZIN.43』の［RIZIN MMA ルール：5分3R（66.0kg）］で鈴木博昭に初回TKO負けを喫した西谷大成（トライフォース赤坂）が試合後インタビューに応じた。

【フォト】西谷が鈴木のフックで痛恨のダウン、そのままパウンドで沈む瞬間

　序盤から鈴木に対して、タックルを仕掛けるなど積極的に攻めた西谷。勢いに乗り、飛びヒザ蹴りの奇襲を仕掛けたが、鈴木の左フックのカウンターをモロに被弾し、撃ち落されるような形でダウン。そのままパウンド連打でTKO負けを喫してしまった。

　試合を終えて「悔しいです」と率直な感想を語った西谷。シュートボクシングで頂点に立った男の打撃を被弾してのTKO負け。「イメージは特に変わりなかったんですけど、やられた時のVTRみて、あそこで当てられたのは本当に予想外でしたね」とその実力を体感する結果となった。

　鈴木がパンチを打つ際に頭が下がる癖を見抜いていた西谷陣営。よって、頭が下がるタイミングで飛びヒザをヒットさせることが作戦だった。しかし「自分が当てたと思ったら、当てられていましたね」と振り返る。鈴木の脅威の当て感が光った試合となってしまた。「持っていたんだと思います。鈴木選手が」との感想だ。

　続けて「15分、戦いたかったです。特に緊張とかはしていなかったけど、自分の悪い癖ですよね。分かっているにもかかわらず『盛り上げてやろう』という気持ちがあって、勝ちが全てなんですけど、なかなか難しいですね」と涙を流して、敗北を悔やんだ。

　それでも最後には「もっと僕を見て欲しいですね。未来さんの弟子かもしれないですけど、僕はもっとできるので、それを証明しに戦っていきます」と再起を誓っていた。今後の西谷の復活劇を楽しみにしたい。

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