元女王ロンダ・ラウジー、UFC復帰の噂に“イミシン”映像が話題

2023/07/14（金）UP
（最終更新：2023/07/14 12:17）

　UFC女子バンタム級初代王者で現在、世界最大級のプロレス団体「WWE」で活躍するロンダ・ラウジー（36=米国）が13日に自身のSNSを更新。噂されるUFC復帰を匂わせる“イミシン”な映像を投稿し、話題を集めている。

【フォト＆動画】ラウジーが“復帰匂わす”映像！MMA時代のバキバキマッスルボディも！

　ラウジーのUFC復帰の噂は、まずUFCの親会社「エンデバー・グループ・ホールディングス」が今年4月にWWEを買収。両団体を経営統合すると発表したことが発端だ。これにより両団体で戦う選手が団体間を“行き来きする”障害がなくなることが予想され、ラウジーの様なUFCからの転向組が、再びオクタゴンに戻ってくるのでは、との期待の声が上がっている。

　さらには6月、ラウジーがかつてベルトを巻いた女子バンタム級で長く絶対王者として君臨したアマンダ・ヌネスが突然の現役引退。現在、王座は空位となり、誰が最初にそのベルトを手にするのかと注目を集めている。ファンの間ではその候補の一人としてラウジーの名前が上がっているのだ。

　ここ数日、UFCの解説者やラウジーに近い選手などが、彼女のUFC復帰の可能性は高いと発言した事が多くの海外メディアで報じられているが、その話題に応えるかのように、ラウジーが昨日に自身のインスタグラムで、なんとも意味あり気な投稿。

　UFCとWWEの過去試合での“ラウジーが得意とするフィニッシュムーブ”の映像を公開したのだ。内容は相手の腹にヒザ蹴りを入れ、そこから柔道の投げ、袈裟固めで抑え込んで、パウンドもしくはアームバーを極めるもの。

　さらに、この映像に「決して変わらないものがある」とメッセージ。彼女の“必殺技”はプロレスのリングの中だけでなく、今でも変わらずUFCのオクタゴンの中でも通用するという意味か。

　コメント欄には「UFCに早く復帰して！」「この惑星で最強の女性だ」「世界中の格闘ファンがあなたを必要としている」などとラウジーの復帰を望む多くの声が寄せられている。

　一部報道によれば、ラウジーは既にMMA用の練習を行っており、UFCに戻る時は、期待されるバンタム級ではなく、一つ階級上のフェザー級ではないか、との情報もある。いずれにせよ、ラウジーのUFC復帰はあるのか、今後の動向に注視したい。

＜ロンダ・ラウジー＞
ラウジーは08年北京五輪の柔道70kg級で銅メダルを獲得し、アメリカの女子柔道で史上初の五輪メダリストになると10年にMMA転向。UFC女子バンタム級王者で6度の防衛に成功し18年にUFC殿堂入り。

　同年にWWEと契約し、活躍の場をプロレスへ。私生活では、元UFCファイターのトラビス・ブラウンと結婚し、21年9月に第一子を出産。ブラウジー・エイカーと名付けた自ら所有する牧場も経営している。

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