2023/07/15（土）UP
（最終更新：2023/07/15 12:52）

村上悠佳が公開練習、聖愛との王座決定戦に意欲を示した

　7月30日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 170』の［RISE QUEENバンタム級（-55kg）王座決定トーナメント決勝戦 3分5R無制限延長R］で聖愛（魁塾/フライ級6位、初代WMC女子日本スーパーフライ級王者）と対戦する、村上悠佳（TEAM TEPPEN）が14日に所属ジムにて、公開練習を行った。

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　村上はインタビューに応じると「順調です。体重は徐々に落としていって、疲労を抜いて試合に迎えるようにしたいです」とコメント。運命のタイトルマッチへ向けて、順調に調整出来ているようだ。

パンチを繰り出す村上

　公開練習のミットでは、飛びヒザ蹴りを含むキックで快音を響かせていた村上。「前回の試合では、パンチメインになったのが反省点だった。蹴りの選手というところも見せたい」と今回は得意の蹴りを披露したいところ。
　飛びヒザを出すのかと問われると「出るかもしれないです（笑）。その試合の雰囲気とかもあるので、なってみないとわからないです」と具体的には答えなかったが、狙いの一つとして検討しているようだ、

　所属する-55kgは女子選手が少ない階級。過去には試合がなかなか決まらず苦労した経験も。「私がタイトルマッチをできると思ってなかったです。階級的にも選手層が薄いと言われて、（階級が）低い階級の方が盛り上がっているので、私はこういうのはないのかなと。プロで戦うのは好きなので、相手がいれば戦いますけど、ベルトを作れるのは想像していなかった」という。

女子では滅多に見ない飛びヒザ蹴りを繰り出した村上、そのポテンシャルは折り紙付き

　そのため「一番はそういう舞台を作ってくれて嬉しい」と嬉しそうに語る。初のタイトルマッチであり、おそらくメインイベントとなる試合で「ちょっと違う緊張がありますね。最後に盛り上げないといけない、すごい気負いしてるわけではないですが、見せられる試合をしないといけないとは思います。初めてメインかわからないですけど、任されるかなと思って楽しみではあります」とプレッシャーを感じつつも、ワクワクしているようだ。

　22年10月にはワンマッチで聖愛に勝利を収めているだけに、相手より優っている点を聞かれると「パワーですかね。聖愛選手はテクニックで戦う。自分はテクニックも入れつつパワーでっていう気持ちです」と力で上回る構え。
　そして「次タイトルマッチということで、思い入れが違う試合なので、しっかり勝ってベルトを巻きたい。たくさん声援いただきますが、もっといただけたら、もっと頑張れるので、ABEMAも流れるのでぜひ見てください」とファンへメッセージを送った。

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