【RISE】聖愛、村上悠佳のパワーに「負けないで対抗」ベストバウト賞と戴冠狙う

2023/07/21（金）UP
（最終更新：2023/07/21 14:37）

　7月30日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 170』の［RISE QUEENバンタム級（-55kg）王座決定トーナメント 決勝戦 3分5R無制限延長R］で村上悠佳（TEAM TEPPEN）と対戦する聖愛（魁塾/フライ級6位、初代WMC女子日本スーパーフライ級王者）が、公開練習を行った。

【フォト】-55㎏に階級アップの聖愛、腹筋も割れた計量写真／公開練習映像も

　魁塾は関西のジムで、同門にはRISEミドル級で活躍する憂也、軽量級のRISE上位ランカー・政所仁ら男子選手が多く在籍。女子選手は百花と自身のみ。そのような環境で鍛錬を続けてきた聖愛は「対男子というところでもありますけど。魁塾のメンバーとやってることがかなりメンタル強化になっているなと思っていて(笑)。厳しいというか意地悪というかキックボクシングに対してストイックな人が多いので、その点ですごいメンタル強化になっています」という。

　初代WMC女子日本スーパーフライ級王者として参戦する聖愛だが、RISEでの戦績は決して順調ではなかった。YAYAウィラサクレック、KOKOZ、今回対戦する村上には敗戦している。「うまくいかない時とか試合で負けても勝っても感情がバーってなっちゃうことが多いです」といい、涙を流すほどの悔しさを味わってきたが、遂に王座戦へたどり着いた。

　王座戦のため、今回はキャリア初の3分5Rマッチとなる。「メンタルや気持ちの面が弱いという部分は練習でも指摘されていたので、気持ちをしっかり出して戦いたいです。自分自身でパワーが上がっている部分を感じてるので、そこをしっかり出していきたいのと、村上選手のインタビューを見たらパワーで来るということだったので、そこも負けないで対抗していけるようにしたいです」と意気込む。更には「しっかりテクニックを出しつつ55キロのパワーの部分も出していきます」と宣言する。

　今大会ではメインイベントを務める聖愛。「自分は緊張するタイプなので『先にやらせてくれよ！』とも思いますし、最後を任されたからにはしっかりメインの役目というものを果たせるような試合をしたいです。今、魁塾がすごい波に乗っていて鷹介君（vs加藤有吾）、政所仁君（vs風音）がベストバウト賞をいただいているので、私もベストバウト賞を狙えるような試合をしていきたいと思います」とコメント。

　聖愛は最高の試合内容で、RISE QUEENの赤いベルトを巻くことができるか。

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