2023/07/22（土）UP
（最終更新：2023/07/23 13:45）

皇治は明日の大会で寝技を初披露する

　7月23日（日）東京・ニューピアホールで開催の総合格闘技団体「DEEP」とRIZINファイター・皇治率いる「NARIAGARI」の対抗戦の公開計量が、22日、都内会場にて行われ、6分タッグマッチに出場する皇治の試合ルールが発表された。
　皇治は住村竜市朗と組んで、青木真也＆竹浦正起と柔術ルールで対戦することとなった。MMA進出を明言した皇治は現在、柔術道場のカルペディエム三田でMMAの寝技練習を積み、青木真也や昨年の全日本ノーギ選手権フェザー級優勝の竹浦正起、住村竜市朗らと練習している。今回は、皇治の初めての寝技技術が見られることになりそうだ。

【フォト】皇治、青木真也の寝技スパーで苦しむ姿、平本蓮からの熱いリツイートコメント画像

　計量＆会見後、皇治の囲み取材が行われ、柔術ルールの自信について聞かれると「一本取らせへん。倒れない男ですよ、俺は。俺が倒れたら、世間がひっくり返りますよ」と笑顔を見せた。

　着実に寝技技術が成長している手応えを持っているという皇治は、年内のMMAデビューを視野に入れてるという。皇治は「元々、日本拳法をやっていたんで、俺は力が強いんですよ。ブリッジ力、体幹が強いとよく言われます。あとは青木さんとか住村、大きい選手とばかり練習してきたんで、同じ階級の選手は小さく感じます」とテイクダウンディフェンスが向上していると明かした。

皇治が7月3日に投稿した寝技スパーで苦しむ様子（@1_kouzi）

　平本蓮はSNSで皇治が寝技スパーで苦しんでいる投稿をリツイートし「まじで試合になったら、どんな相手も立技出身の選手にはテイクダウンを徹底してくるんだし、変な寝技の攻め覚えても向こうのほうが組み技歴も長いし勝負にならない。本気で勝ちたいならカッコつけずに、きついけど今はテイクダウンを切りまくる。汚くても何があっても倒されないって練習した方がいいと思う」とアドバイスを送っている。

　その件について皇治は、「まあ、ありがたいことですわ。竹浦さんがマジメなコメントを返してましたけど」とレスリングの練習を取り入れているともいう。

　また寝技スパーについては、「俺は、一本取るのがうまい。中2から寝技に励んできたんで。それが男か女かというだけで（笑）。サイドとかマウント、バックとかうまいですよ。でも柔術は、まだ白帯なんで童貞ですよ。青木と戦うのは、白帯の童貞が黒帯の加藤鷹（元AV男優）に挑むようなもの」と下ネタも入れる皇治節で記者を笑わせた。

　そして、「今朝もフンコロガシのような青木の寝技でやられてきました。悔しいんで、明日は青木真也から一本取ります」と皇治。最後に、「今回のテーマは、『負ける勇気を持って勝ちに行け！by皇治』これを見出しにしてくださいね。NARIAGARIのみんなには、この言葉を贈りたい」とRIZIN榊原信行CEOの著書を絡めるジョークも飛び出した。

　笑いばかりの囲み取材となった皇治だが、エキシビションマッチは真剣に戦うと約束した。初道着＆初寝技も含めて楽しみだ。明日は今後のMMAデビューへ向けて、“今の皇治”を見ておくチャンスとなるだけに注目が集まる。

▼エキシビションマッチ（6分のタッグマッチ）
皇治＆住村竜市朗
vs
青木真也＆竹浦正起

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