2023/07/26（水）UP
（最終更新：2023/07/26 13:40）

パトリッキー（左）とサトシ（右）が対戦決定

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.2』の記者会見が26日行われ、［ベラトールライト級ワールドGP 1回戦］でパトリッキー・ピットブル・フレイレ（ブラジル）と対戦する、AJ・マッキー（米国）の欠場が発表された。
　代打として、RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）がパトリッキーと対戦する。
　またパトリッキーの兄であるパトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が急遽参戦、鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）と70kgで対決する。

【フォト】この会見の様子、笑顔の王者・サトシ、意気込むパトリッキーら

　会見に登壇したベラトール代表コーカー氏によると「マッキーの健康上の理由」での欠場であり、マッキーはトーナメント敗退となる。

　そして代打として、そのマッキーと昨年大晦日のベラトールvsRIZIN対抗戦でマッキーと激闘したRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザが選出されたと発表された。

　トーナメント1回戦であることは変わらないが、急遽の参戦により、73㎏のキャッチウエイトで行われる。
　コーカー代表によると、ライト級トーナメントの「全選手に了承を取ってある」とのことだ。

　榊原代表は「23日の朝に欠場の可能性を聞き、僕がすぐ思い浮かんだのはサトシです」と即座にサトシにオファーしたと言う。

　登壇したパトリッキーは「非常にハイレベル。タフで素晴らしい柔術を持っている。正直AJにも勝っていると思っていた。対戦相手が変わっても、狙うは優勝、目標は変わらない」と落ち着いてコメント。

　サトシも「もちろんうれしい。前からトーナメントに入りたいと思っていた。もちろん日曜日は頑張る、RIZINと日本の代表だから、いい試合を見せたい」と意気込んだ。

　パトリッキーとサトシは、19年の［RIZINライト級世界トーナメント］に共に参戦。サトシは同年10月に初戦敗退し、パトリッキーは大晦日の決勝戦でトフィック・ムサエフに判定負けし準優勝となっている。

　また榊原代表は「ベラトールとRIZINの対抗戦となるカードが、選手たちの熱い思いで実現した」とし、鈴木千裕vsパトリシオの70㎏戦を発表。
　この一戦はRIZINパートで行われる。

　パトリシオはパトリッキーのヘルプとして今月上旬から来日しており、朝倉未来の所属するトライフォース赤坂で練習を行っていた。

　鈴木はコメントで「お話いただいた時に、考える間もなくやりますと、僕の心は決まっていて。倒しに行きます」と強気なコメント。

　対するパトリシオは「自分は戦士。今回はセコンドとして来日していたが、常に練習し準備をしていた。鈴木選手、やろうぜ」といつでも準備は出来ていたと語った。