所沢のタイソン、バン仲村とのスパーで強烈ボディ攻撃「鉄球が飛んでくる感じ」ついにベールを脱いだ“喧嘩3000戦無敗”の実力
8月26日(土)、東京・アリーナ立川立飛で開催の『BreakingDown 9』で政治団体「ごぼうの党」奥野卓志と対戦する“喧嘩3000勝無敗”所沢のタイソンこと久保広海が、昨日23日、自身のYouTubeチャンネルでバン仲村とスパーリングをした動画を公開した。
久保は、「俺は試合したことないし、こういうのも初めて」と、ついにベールに包まれていた喧嘩無敗の豪腕を披露し驚かせた。
【フォト&動画】所沢のタイソン、強烈ボディブローでバン仲村がうめき声
仲村は「かなりブレイキングダウンを盛り上げてくれているけど、どうなの?」と試合に対する意気込みを聞くと久保は「期待が物凄くあるんで、しょっぱい試合はできない」と答えた。さらに仲村は「奥野さんもタイソンも俺は知っているんで複雑な気持ちなんですけど、初めてなんで、ぜひ勝ってもらいたい」と久保の勝利を期待した。
久保は「自分は素人なんで」と謙遜するも、仲村は「1分だからね。でも後半30秒は、酸欠になって別世界になる」と経験則からアドバイスを送った。
そして、ボクシングルールのスパーリングを開始。最初は、軽いマススパー。仲村がパンチを放ち、久保が合わせていくような展開に。するとスタッフが、強めのスパーを要求すると久保が、「残り20秒、ちょっと先輩に胸を借ります」と激しい攻防となっていった。
久保は左ジャブを打ちながら、ボディと顔面に打ち分ける。そして左ボディが仲村にヒット。さらに右ボディストレートが当たり、仲村がうめき声を上げて下がるシーンも飛び出した。
初めて1分間のスパーを経験した久保は「もっと長いかと思ったけど、体感的には想像通りかな。これで蹴りがあればね」とニヤリ。
2R目は、再び激しい攻防に。久保の圧力を受けた仲村が下がり、ボディに攻撃を受けた。ときおり仲村の右がカウンターで入るも、久保は前へ出続けた。
スパー後、仲村は「拳がでかいんだよね。鉄球が飛んでくる感じ。あとボディが強い。パンチなのに、ヒザ蹴りをされているような感じだった」と舌を巻いた。勝敗予想を聞かれた仲村は「2人とも人間的に好きなんですが、タイソンの勝利を信じています。どちらにしてもKOで決めてほしい」とコメントした。
久保は「塩試合とか、しょっぱい試合はしない。勝っても負けても豪快に行く」と約束。試合展開については「向こうは20㎝くらい身長が高いので、リーチ差を活かして中に入らせないようにして判定に持ち込まれるのは嫌ですね。自分は打たれ強い自信があるんで、中に入ってパンチを当てたい」と具体的なファイトプランを明かした。
最後に久保は「オーディションの乱闘の時に奥野の拳を見たら、戦い慣れしていないド素人の拳だった」と奥野の戦力を分析。本番は久保が仲村を追い込んだボディブローで、奥野をKOするシーンが見られるのかもしれない。
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